小樽市で実施され、14団体の応募があった第24回花いっぱいコンクールの審査が7月23日(水)に行われ、小樽芸術村が最優秀賞を受賞。
8月29日(金)10:00から、受賞した12団体(2団体欠席)と、快適な環境づくり実践促進連絡会議の堀口雅行会長と佐々木茂副会長が出席し、市役所(花園2)別館3階第2委員会室で表彰式が開かれた。
堀口会長は、「14団体の応募があり確実に広がっている。現地確認したところ、丁寧に植えられ、バランス・季節毎の風景や目や心楽しませる工夫をしている。規模や年数はそれぞれ違うが、日常生活において花のある風景を大切にする熱意が感じられる。
春先の土おこし・水やり・草取りなど地道な努力が実っている。生活の合間に綺麗な花を咲かせ、敬意を表する。小樽の良き思い出となるよう実を結ぶことと思う。ぜひ継続して花いっぱい運動の輪が広がりますように」と願いを込めた。
堀口会長から各団体へ表彰状が手渡され、優秀賞を受賞した同村・杉本扶美枝支配人と花壇担当の本間洋生さんが、「宿根草やチューリップ・一年草など、50種類以上の花を植えている。水やりなど週1回の手入れで育つよう工夫してる。日当たりは抜群で、3年目を迎え、美しく可愛らしく逞しい花になった。ひまわり・ダリア・桔梗など、夏から秋の花壇に移っている。小樽のまちが花いっぱいになる活動ができればと思う。受賞を励みに今後も活動を続け、小樽を花で元気にしていきましょう」と、受賞の言葉を述べた。
それぞれの団体代表も花壇の様子や思いを述べ、昨年度最優秀賞、今年度優秀賞を受賞したNPO法人北海道鉄道文化保存会の清水道代理事長は、「中央通りから大川鉄工の裏まで1.6kmと、旧手宮線の寿司屋通りにある山草会から旧日本郵船までの16個の花壇を担当し、エリアが広く宿根草を中心に植えて、7人のボランティアとキリスト教会のボランティアで水やり・草取り・メンテナンスを行うが、行き届かないのが悩み。
高校生ボランティアにも声をかけている。これまで助成をいただきながら、花壇を作ってきた。観光の方が散策路として歩かれ、今後もメンテナンスに気を付けていきたい」と述べた。
◎第24回小樽市花いっぱいコンクール受賞者
○最優秀賞 小樽芸術村
○優秀賞 小樽緑二郵便局、向陽中学校PTA、桜・望洋台フラワータウン、NPO法人北海道鉄道文化保存会
○奨励賞 朝里川温泉ホテル、オーセントホテル小樽、おたる市民とみどりをつなぐ会、小樽高島郵便局、桜町中学校、西陵中学校、高島小学校PTA、花園小学校、メイナノサキナ
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