SORAN HEART FESTIVAL実行委員会(西條公俊委員長)主催の第3回SORAN HEART FESTIVAL(通称:ハートフェス)が、9月14日(日)11:00から小樽港マリーナ(築港5)で開催され、道内36組・約740人の踊り子が集結し、潮風を浴びながらYOSAKOI演舞を披露した。
ニシン漁で栄えた歴史がある小樽の新たな文化資源として、YOSAKOIソーランが似合う街というイメージを定着させたいと、今年2025(令和7)年6月に開催された第34回YOSAKOIソーラン祭りで、ファイナルステージに進出した5チームが演舞を披露。
33・34回に準YOSAKOIソーラン大賞受賞の北昴の演舞には、観客も増え人気度が伺え、息の合った迫力のある演舞で観客を満足させた。
地元小樽商科大学YOSAKIサークル翔楽舞も念願のファイナルステージ進出を果たし、2025(令和7)年度作品の小樽のニシン漁をモチーフに、荒波に挑む漁師の姿を後志生れのソーラン節に乗せて表現した「群笑(ぐんじょう)」を披露した。
未来の踊り子育成にも力を入れた、はじめてのYOSAKOIソーランチームから練習を重ねてきた10名が参加し、よっちょれを踊り練習の成果を発揮した。
スペシャル企画として、おたるYOSAKOIソーランJr.澪―mio、SAFY、出演チームの子ども達で、ちびっこ合同YOSAKOIソーランチーム(約50名)でも演舞を披露。ここでもよっちょれを踊り、観客を楽しませた。
小学5年の吉田やよいさんは、「いろいろな人が見に来てくれて嬉しかった。ちゃんと練習してきて良かった。昨年も参加して来年も続けて参加したい」と話した。
会場には8店も集結して飲食ブースも充実。アイスクリームやクレープ・焼きそば・タコスなど提供。スタンプラリー形式のハートクエストやフォトコンなども開催され、19:00まで演舞が続いていた。
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