小樽と余市の秋冬観光に誘客促進する企画「YOI-TARUプロジェクト」の一環で、11月8日(土)・9日(日)に小樽観光協会と余市観光協会が主催し、昨年に続き2回目となるYOI-TARU味覚祭を、サンモール一番街商店街(稲穂2)で開催。

小樽や余市の飲食店等10店が地元の素材を生かしたメニューで参加。会場には食欲をそそる香りが漂っていた。
開会式で余市観光協会・笹浪淳史会長は、「今年はサンモール一番街で盛大に開催し、余市と小樽の自治体の美味しい産品を用意している。ぜひ楽しんでください」と挨拶。
開催を祝して、りんごのほっぺとニッカウヰスキーフロンティアを振舞い、小樽観光協会・米山幸宏副会長の発声で乾杯した。

青春イモ部ー高校生連合チームは、水産・未来創造・桜陽・潮陵高校の21名がイモジャー姿で和気あいあいとブースを出店。これまでヤミー市でも出店し、今回初めて高校生だけの出店となった。
秋の味覚祭のテーマから“芋”を連想してみんなでメニューを考え、焼イモ部リュレ(ブリュレ)や大学芋に余市のりんごのアイスクリームを添えた高校イモ、真狩産イモストローネの3品を用意。2日間で400食の目標を掲げ、前日から仕込みを行った。

潮陵2年の後藤悠斗リーダーは、「若者が頑張ったり楽しむことで、小樽のまちも楽しいまちと思ってもらえるよう、全力で頑張りたい」と意気込みを述べた。
寒さを吹き飛ばす焼き芋の香りに誘われたお客さんが次々と訪れ、高校生の提供するイモメニューに舌鼓を打っていた。
新光5でサウナを営むOtaru archは、今後サウナで全国展開を予定している下國シェフ監修の熱波餃子を初販売。餃子の餡には余市産の北島豚を使い、ワサビクリームソースと赤玉ねぎ柚胡椒ソース、ハリッサレッドホットソースの3種類が選べる。北海道鍋1グランプリで優勝したおタテチャウダーも販売した。
余市のEBIJINでは鹿肉ステーキを、余市の山小屋では熱々の鶏もも焼を販売。余市観光協会ブースでは、下國伸シェフ監修の人気のひる貝カレー(レトルト)やリンゴなども並んだ。
ご当地グルメ販売では、実演で8日(土)12:00から下國シェフの余市ひる貝カレーなど、9日(日)は11:00から浜の母さん直伝の小樽しゃこ汁を提供。小樽あんかけ焼そば親衛隊ブースでは、小樽のソウルフード小樽あんかけ焼そばを販売した。
ニッカウヰスキー余市スペシャルブースやほたて貝積みゲームやシャコボーりんごなどゲームゾーン、15:00からは焚火ソーンも登場しマシュマロ販売も行われた。
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