小樽市(迫俊哉市長)では、2025(令和7)年度小樽市青少年育成功労者及び優良青少年表彰を決定し、11月10日(月)11:00から市役所(花園2)4階第3委員会室で表彰式を開き、迫俊哉市長から賞状が手渡された。

今年度は、実践歴が10年以上で青少年の健全育成指導に顕著な功績がある古嶋幸一さん(新光東町会)と、実践歴10年以上で青少年の善導等に顕著な功績がある本間美知子さんと齋田とも子さん(小樽市青少年センター)の3名が青少年育成功労者に、青少年の模範となる活動を4年以上実践している25歳以下の個人と、今回初めておおむね25歳までの青少年を以て構成する団体の優良青少年表彰に、小樽双葉高等学校ボランティア部に決定した。
迫市長は、「子どもたちの健全育成を目的として、町内会や地域において様々な行事の企画・運営に尽力している。愛の声かけ運動に参加し非行防止に協力。
ボランティア活動としては初の優良青少年表彰となり、赤い羽根募金などでは一緒に参加し、進んで様々な活動を続け、青少年だけではなく地域・住民の模範にもなる。青少年が安全に健やかに成長することが私たちの共通の願い。学校・家庭・関係機関と連携を深め、青少年の非行防止・健全育成の取り組みを一層続けて参りたい。支援・協力をお願いしたい」と挨拶。
小樽市総連合町会・堀口雅行会長は、「それぞれに地域において、青少年の健全育成・善導活動・ボランティア活動を通じて、地域活性化に携わってきた。その苦労に対して深く敬意を表する。毎日の地道な繰り返しで、即効性のあるものではなく目に見えないものだが、子どもたちへ与える温かな眼差し、ボランティア精神に基づく地域活性化に対する熱意は、何物にも代えがたいものと思う。

後継者がいない中、大きな財産で必要不可欠なもの。連携しながら青少年の育成・地域活性化に尽力を頂きたい」と祝いの言葉を述べた。
受賞者を代表して、小樽双葉高等学校ボランティア部・三影はつか部長(17)は、「私たちは、青少年の健全育成や善導活動・地域活性化に力を尽くしてきたが、地域社会を考えるとまだまだすべきことが沢山ある。この受賞を機に気持ちを新たにして、牽引役としてこれまでの経験を活かし、青少年の育成や地域の活性化に取り組んでいきたい」と述べた。
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