11月の中旬となった小樽でも、雪やみぞれ交じりの雨の日が多くなり、冬支度を急ぐ住民の姿が見られた。
11月11日(火)朝、窓の外をのぞくと未明から降り続いた雪が積もり、庭や屋根には積雪を確認。
雪化粧してる天狗山の様子が、市内様々なところから見られ、山麓では夏靴で歩けないほどの積雪となり、近くの最上公園では真っ赤なもみじに雪が積もり、辺りはすっかり雪化粧。人の気配もなく静まり返っていた。
札幌管区気象台によると、今シーズンの小樽では10月20日(月)に初雪を観測し、11月7日(金)には1cm以上の積雪を観測。平年より8日早く昨年より1日遅かった。
11日(火)16:00現在は積雪の観測はなく、プラスの気温で経過しみぞれ交じりの雨となった。
前日より雨が降り気圧の谷が抜けて、冬型の気圧配置が強まり雪雲が連なり、積丹半島から余市は海よりを通過したため雪とならず、小樽の海側を通り、札幌・夕張方面を流れ、夕張では24時間で37㎝の降雪となり、北海道で一番多かった。
今後は3~4日周期で雪となり、14日(金)・18日(火)にも雪となる見込み。
今年は暖かい日が多かったが10月に寒気があり、12月も高めの傾向にはならず平年並み。道内では18日(火)・19日(水)に根雪になるところもある。小樽の根雪は平年では12月2日。昨年は12月4日で2日遅かった。早い年では、11月下旬に根雪になることもあり、今後の天気が気になるところだ。
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