45名が熱演!三浦明子ピアノ教室発表会

 三浦明子ピアノ教室の集大成となる第31回発表会が、12月21日(日)13:00から小樽市民センター(色内2)マリンホールで開催。生徒40名とその保護者5名が、クリスマスにちなんだ楽曲を披露し観客を楽しませた。
 
 1部はポップス&アンサンブルで、切磋琢磨している友人同士の工夫した共演など、どのプログラムも力が入った発表だった。
 
 中学の吹奏楽部の拝田璃子さんはピアノ、佐藤日和さんはフルートで伴奏し、モーツアルトのフルート協奏曲第2番ニ長調K314を演奏。結成7年目ソラハルの江頭天さんと黒田陽生さんはレット・イット・ゴ―(アナと雪の女王)を。
 
 1部の最後を締めくくるリトルスターズは、小学校6年生最後の思い出にと8名で出演。ビアノにギターとドラムも加わり、夜にかける・晩餐歌・ダンスホール・ミックスナッツの4曲をメドレーで披露した。
 
 保護者チーム「マザーズ」は今年3回目の出演。連弾と弾き語りでサックスの楽譜を合わせ、マライア・キャリーの恋人たちのクリスマスを演奏。衣装もクリスマスカラーを意識したという。
 
 ピアノ担当の道下奈津枝さんは、「曲選びも楽しい曲にして、今年も楽しく演奏できて良かった。良い経験だった」と満足していた。
 
 2部はクラシックを中心にソロの演奏が続き、緊張した雰囲気が漂った。
 
 同教室のエースと言われる小学5年の畑中英亮さんは、モーツアルトのソナタ二長調K284第1楽章とカプースチンのソナチネop.100の2曲を披露。観客はピアノの世界に引き込まれていった。
 
 演奏を終えた畑中さんは、「三浦教室で5年目。難しいとされるカプースチンの曲は、三浦先生に勧められて演奏した。上手に弾けたと思う。目標は今よりももっと上手になりたい」と話した。
 
 市内在住の高校1年女子は、「友だちが出演していて聴きに来た。クラッシックだけではなく、演奏者もみんな楽しそうだった。小さい子もこんなに上手に弾けるなんてすごいと感心した」と話した。