市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリーで開催中の大井戸百合子展「銅版画と素描」に関連して、12月18日(木)・20日(土)・23日(火)にワークショップが行われた。

18日・20日に下絵・製版の体験、23日には、同館収蔵のプレス機を使った体験が行われ、参加者は、完成品を思い描きながら真剣に取り組み、銅版画ができるまでの工程を学んだ。

美術高校へ通う木榑まるさんはオリジナルの図柄で制作し、「プレス機にのせて、初めて見る時、どんな風になっているかワクワクした。いろいろな美術に興味があり、とても勉強になった」と満足していた。
初めて参加した市内在住の女性は、「クリスマスなので天使のカードを作りたいと、中世の版画の絵柄だったのでやりやすかった。完成品を見てこうすれば良かった思うところもある」と話した。

大井戸氏は、「こんな機会はないと皆さんに喜んでいただいた。1人5枚を製作し、下絵にオリジナルの絵や手本の絵を見てそれぞれに制作。皆さん良くできている」と話した。
同展は12月28日(日)まで9:30~17:00(最終日16:30)で開催している。入場無料。
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