


身を守るための呪文として、「ヨミマシタ、ヨミマシタ、モウヨミマシタ」と唱えると、妖精は本とともに消え去るが、死なずに助かった人は、生涯、嘘をついたことを後悔し、永遠に失われたその本の幻を追い求め、文学の果てしない魅力に取りつかれることとなるという伝説。
いつしか小樽では、2月2日に大切な人に本を贈ると、その人はアナタニサマから守られるという風説が広まったという。
イベントに関連して、アナタニサマになって読んで欲しい本を差し出している写真と本への思いを投稿するアナタニサマごっこも開催された。
紹介した本は、市立小樽図書館の協力により2026年夏休みおすすめ図書として写真とコメントを展示し貸出す予定。
さらに、裏小樽モンパルナスの喫茶スペースで、Bar琥珀さんによるアナタニサマカフェを11:00~20:00まで開店。森をイメージした店内に、ReguReguさんの雰囲気を守りながらメニューを考えたという、米粉ホットサンド、フルーツ甘酒、会場で炒るホットコーヒーなどが販売された。
また、アナタニサマなりきりセット(着物羽織り、毛物帽子、ストールなど)を無料で貸し出し、撮影可能で、アナタニサマになり切れる貴重な体験を楽しんでいた。
平山代表は、「アナタニサマの目撃証言も古く、同じ時代の裏小樽モンパルナスの建物もみなさんに見てもらいたい。民泊の古い建物の雰囲気、階段のきしみや寒さも含めて、当時の暮らしを楽しんでもらえらばと思う」と、話した。
来場者の男性は、「自称小樽のアナタニサマ。本が好きで、独特の世界観がお気に入り」と、話し、市内在住の女性2人は、「アナタニサマに会えて良かった。今回の展示は、生活の中にアナタニサマがいる感じが良かった。吹雪の日、人影がみんなアナタニサマに見えてしまう」と、話し、アナタニサマファンが続々訪れていた。
◎関連記事



