小樽市立菁園中学校全校道徳 被爆体験伝承講話

 小樽市立菁園中学校(花園5)は、2月24日(火)の3・4時間目に同校体育館で全校生徒を対象に、「被爆体験伝承講話」を開催し、意見交換では、各教室から末端を使ってリモート交流が行われた。

(内容と写真提供:小樽市立菁園中学校)


 8月6日(水)に広島平和式典に参加する小樽市平和派遣事業が8月4日(月)~6日(水)に行われ、小樽市平和派遣団に参加した同校3年堀江礼乃奈さんが現地での学びを、ぜひ、全校生徒にも知らせたいと担任に相談したところ実現した。

 

 文化祭「SEIEN EXPO」では、全校生徒による千羽鶴の作成を呼び掛け、集まった折り鶴を生徒会事務局や有志により繋ぎ合わせた。


 この道徳授業の目的は、教員とは異なる職種の専門的知識や多様な経験に基づく話を聞くことで、生徒の人生観を広げ、より良く生きようという気持ちを高め、ICT機器を活用し、他者と意見を交換することで、他社理解の姿勢を養う。
 また、生命の尊さについて、その持続性や有限性なども含めて理解し、かけがえのない生命を尊重する態度を養う。


 当日は、被爆体験伝承者小谷節子さんによる、当時、広島第二中学校2年生、14歳の男子、國重昌弘さんの体験を写真とイラストとともに語られた。


 國重さんの一学年下の広島第二中学校1年生は、建物疎開作業中に至近距離で原爆が投下され、ほぼ全員が死亡。このことは、「いしぶみ」という本に書かれているという。

 


 講話を聴いた生徒からは、「英語や社会の事業で出来事は知っていたが、実際に体験した内容を聞いてみると、想像を絶する事が起きたと改めて思いました。」「少しでも平和な世界になれるよう、毎日感謝し、もっと戦争のことや命のことについて知り、大人になっても平和について忘れないようにしたいです。」「”暴力によるやり返しは、暴力しかうまない”という言葉が印象に残りました。この言葉を胸に刻んで日々を過ごしたいと思いました。」など感想が寄せられた。


 講話後には、代表生徒から平和の願いを込めて、小谷節子さんへ千羽鶴を手渡した。千羽鶴は、広島平和記念公園に一定期間捧げられる。