おたる水族館(祝津3・伊勢伸哉館長)は、3月14日(土)からはじまる通常営業に先立ち、冬期飼育プールのアザラシ12頭を、夏期飼育展示プールに移動する引っ越しを、3月10日(火)9:30より海獣公園で実施した。
今日移動するアザラシは、メス4頭を含む12頭が行われ、最初にオスのアザラシ6頭からはじめた。
同館の冬期間閉鎖の海獣公園へ通じる道は、未明から降った雪が積もり、早朝から飼育員は雪かきに追われたが、予定通り引越しが行われた。

アザラシは、春から秋にかけて、海を仕切った天然プールで飼育展示されているが、冬期間は海が荒れてアザラシが大波にさらわれたり、怪我をしないように危険から守るために10月上旬になると、安全を確保したプールに引っ越ししている。
波の影響が穏やかになる春になると、引っ越し作業が行われ、同館の春仕度のひとつとなっている。
冬期間過ごしたプールの水を抜き、飼育員総動員で、柵を持ってプールに入り、トラックに積んだ移動用のおりをプールに下ろし、飼育員が誘導してアザラシをおりに入れる作業がなかなか大変で、自分から率先しておりに入る利口なアザラシもいるが、なかなか入らないアザラシもいて、飼育員を手こずらせる。1度に運べるのは2つのおりに3頭ずつほどで、再びトラックに積み込まれ、展示プールまで移動した。

夏期展示プール側に、おりを降ろし扉を開けると、雪が積もった通路を腹ばいで移動するアザラシの姿はとてもかわいらしく、5ヶ月ぶりのプールに滑り落ちて入り、安心したようにゆうゆうと泳く姿が見られた。 残りの6頭も同じ方法で移動した。
濱夏樹飼育員は、「冬の日本海は荒れるので、海のプールにいるアザラシを怪我から守るために安全なプールへ移動する。14日から通常営業がはじまるので、冬の間はアザラシは脂肪を蓄えて体が大きくて、まるまるとしたアザラシをご覧いただける。4月の毛が生え変わりとなる前に早いうちに来場してみてもらいたい」と、話した。
なお、冬期プールに残されたアザラシは、展示プールが補修作業中のため、4月下旬に引っ越しを予定している。
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