小樽海上保安部(小岩井直部長)は、国立小樽海上技術短期大学校(緑3・黒田崇司校長)との連携協力の推進に関する覚書の締結式を、3月19日(木)14:00から色内ふ頭公園に停泊中の巡視船えさん船内で開催した。

はじめに、令和7年度における同校と同保安部の連携した活動事例を振り返った。
2025(令和7)年7月5日(土)に、後志・石狩管内の学生など約250名及び関係機関などを対象に、小樽港沖合海域で巡視船えさん体験航海を開催し、同年12月3日(水)には、しれとこ船長や交通課長、航行安全係長が講師となり、将来の航海士となる学生に対する海上交通法令及び安全運航の支援体制に関する出前講義を開催。同年9月11日(木)~13日(土)、2026(令和8)年2月14日(土)には、練習船いつくしま、巡視船そうや一般公開を実施。学生が直接、海上保安官と交流を図るなど、船舶機器、操船術など船舶運航に関する知識、能力の向上に資する活動を実施した。

これらの連携を踏まえ、同校と同保安部では、同校の知識、技能の向上などに資する連携協力を推進するため、覚書の締結を行う。
両機関が様々な分野で人的、知的、物的資源の交流を図り、連携協力のもと、海技教育の発展、海難防止に係る安全意識の向上並びに人材の育成に寄与する事を目的としている。
締結式では、黒田校長と小岩井部長が覚書に署名をした。
黒田校長は、「この度の締結は、大変我々としても大きな喜び。内航海運業界に優秀な船員を養成して送り出す使命の日々、船舶運航技術はもちろん、安全運航にも力を入れている。北の港小樽港を拠点に海上安全等に取組み、小樽海上保安部様と締結できた。これまでも多くの協力をいただいていて、今後ともますます継続し、お互いの信頼関係を強化なものにしたい」と、期待を寄せた。
小岩井部長は、「将来の航海士を養成する教育機関の国立小樽海上技術短期大学校と同じく小樽を拠点とする海上保安部は地域連携を推進していく。この事によって将来の航海士のみなさんに船舶運航の実務、海難の現況、事故防止対策を知っていただき、船舶交通の安全確保についての意識を高め、さらに、海で働く海上保安部業務への理解を深めてもらいたい。全国から航海士を目指すみなさんへこの連携を通じて、小樽港、日和山灯台の地元への愛着を持ってもらいたい。締結を機会に一層の連携推進を図りたい」と、述べた。
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