屈指のスポーツ校として長い歴史を誇る北照高等学校(最上2・小路修司校長)は、令和8年度より陸上部・駅伝チームを結成し、4月8日(水)の入学式後に本格始動した。駅伝チームの結成は、1983(昭和58)年以来43年ぶりとなり、注目が集まる。
メンバーは全員1年生で、池田杏竜さん・加我陸斗さん・藤田大雅さん・桑原楓さん・松橋大和さん・芳賀彪真さんの男子6人と、女子の安田乃彩さんの市内中学校出身者3名を含む合計7人でスタートし、工藤裕行総監督、阿部一也監督による指導を開始した。

北照駅伝部は、1951(昭和26)年第2回大会から1970(昭和45)年まで9回の全国出場を果たし、最高順位は1966(昭和41)年の10位だった。その後、徐々に部員が減少し、1969(昭和44)年第45回箱根駅伝7区で区間新記録を樹立した増田亮一さんが指導した1983(昭和58)年を最後に結成を見送られてきたが、このほど、監督陣を強化し、選手を集め駅伝チームを結成した。
工藤総監督(1949年ー)は、78年全日本実業団対抗選手権男子800mで優勝、77年・79年日本選手権男子800mで3位ほか、選手として活躍。指導者としては、室蘭大谷高校を男女とも18回、札幌日大高校の女子を3回、札幌国際大学を駅伝大会に連続出場させている。
一方、阿部監督(1966年ー)は、国士舘大で箱根駅伝4年連続出場し、4年生でエース区間2区で区間5位。パリ五輪男子1万メートル日本代表の葛西潤選手を育て上げ、国士館大陸上部距離コーチ、松蔭大駅伝部監督、関西創価高陸上競技部顧問、昨年度より北照高校野球部顧問に就任し、駅伝チーム復活の準備を進めてきた。
監督と選手は入学式後に、からまつ公園グランド入口に集まり、工藤総監督は、「走り込んで体力を付けて、基礎をしっかりとやっていきたい」と、話し、阿部監督は、「全国に北照の名を広めたい。1年目なので、ほぼ素人からで、何人かは全道大会で戦える人もいるが、楽しく厳しさを教えながら土台をつくり、3年目で勝負をかけられるかと思う。1年目の大会出場は、男子運動部から助っ人を入れて単独で駅伝に出場しようと思う」と、述べた。

今日のメニューは、軽く走るだけに留め、9日(木)から徹底的に練習を開始。天狗山に通じる道や、カラマツ公園、手宮陸上競技場などで練習を予定している。
今年の支部大会では、全員が1500m・3000m・5000mのいずれかにエントリーし、全道大会を目指す。
松橋さん(札幌市立星置中学校出身)は、「関東に強い監督で強い選手を育てていると知り、箱根駅伝を走りたい思いがあり入部した。小樽の予選で優勝し全道では入賞し、全国高等学校駅伝競走大会(通称:都大路)へは常連で行けるようになりたい。中学校では、80m中心に走り、札幌では1位になり入賞するようになった。北海道の代表になる選手に。持ち味は、粘り強さ。しっかりと距離を縮める足を作り、体幹を鍛える事で強くなり、しっかりと改善したい」と、話した。
安田さん(札幌市新琴似北中学校出身)は、「工藤監督に練習を見てもらいたいと入部した。女子一人と知り入部したので不安はない。中学校では、全道にいけるレベルだが、入賞できなかった。1500mが一番好き。
3年間でインターハイに出場し、入賞を目標に頑張りたい。メンバーがいないが、駅伝で全国にいけたら良いなと思う」と、話した。
芳賀さん(篠路中学校出身)は、「中学校ではサッカーのクラブチームに所属し、地域のマラソン大会に出場経験ある。陸上をやってみたいと思い、サッカーで運動量を活かしたプレイが得意だったので、陸上で繋げていけると思ったから入部した。阿部先生、工藤先生が指導歴があると聞き、自分が陸上を始める上でとても良い環境で成長できると思った。高校でもサッカーをしようと思っていて未練はあるが、3年間は陸上を頑張りたい。走るのが得意だったので思ったよりもついて行けると感じている。陸上の事を学び、全国に出場する事が目標」と、話した。
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