長橋なえぼ公園森の自然館オープン  春の植物例年よりも早めに開花

 長橋なえぼ公園内にある森の自然館は、5ヶ月間の冬期休館が終わり、4月11日(土)よりオープンした。
 
 初日はあいにくの強風となり、散策に訪れる人もまばらだったが、1年を通じてなえぼ公園利用者には、トイレや休憩所が使用できるとあって心待ちにしている人も多い。
 
 植物に詳しい同園の山本健也指導員は、着任して今年で9年目、なえぼ公園の植物を観察し記録に残している。
 今年は、2月に降雪が多かったが、3月後半に気温が高い日が多く雪解けも早く、春の花々も早く咲く傾向にあるとのこと。
 
 現在の植物の開花状況については、水芭蕉はすでに咲き、座禅草も咲き始め、キクザキイチゲやエゾエンゴサクなども開花し、オオバユリの葉も伸び、ナニワズの小径では満開となり、小さな黄色の花を楽しむことができる。
 
 水芭蕉の池では、今朝、産んだばかりのカエルの卵を発見、サンショウウオの卵も数日前から確認済み。
 
 6年前から整備をはじめたカタクリの群生地は、すでに咲き始めていて、4月17日・18日に満開を予想している。過去最速の開花と思われ、例年よりも1週間ほど早い生育状況とのことだ。
 
 今年より、カタクリの観察経路を増やし、一面を見渡せてより身近に観察できるよう配慮したとのこと。ぜひ、カタクリの群生地をのぞいてみよう。
 
 植物の開花が早い年と予想される今年は、桜の開花も早まりそうだ。
これまで過去8年間のなえぼの桜の開花予報をまとめた表があり、2023(令和)年の4月19日開花の8年間においての過去最速と同じような開花と山本指導員は予想している。2025年は、4月23日に開花していてこれは例年並み。
 
 森の自然館館内では、なえぼの鳥やキノコなどの写真をはじめ、現在みられる植物の開花状況の写真を展示し、同公園情報マップや桜の開花かレンダーを展示。
 
 なえぼ公園愛好家3名による写真ギャラリーもあり、日々、更新している。
 
 オープン初日は強風により、エゾリスや野鳥の姿は見られなかったが、晴れた日には、動物との遭遇も期待できる。
 
 
 なお、4月26日(日)10:00~12:00まで、4月の自然観察会を開催。山本指導員の案内でなえぼ公園を、動植物を観察しながら散策する。 
 
 申込が必要で、2日前までに森の自然館(0134‐27‐6061)まで。当日空きがあれば予約なしでも参加できる。
 
 なえぼ公園森の自然館
 4月11日~11月10日まで
 9:00~17:00 (10月1日~16:00まで)
 休館日:月曜日(月曜日が休日のの場合は翌日)
 入館料無料
 身障者用トイレあり