小樽しりべしシニアネット(佐藤和春会長)は、第20回小樽しりべしシニアネット(OSS)による、日頃の取組を発表する年に1度の美術展を、4月17日(金)~19日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリーで開催している。

今回は、平均年齢81歳の61名の会員が、過去の経験や趣味を生かし、同クラブの仲間と情報を共有し楽しみながら活動した、写真・パソコンアート・ムービー・絵画・版画・書・文芸・手工芸など約300点を展示し、初日から来場者の目を楽しませている。
同会は、おおむね50歳以上が生き生きとした生活を送ろうと呼び掛けて、2002(平成14)年7月30日に結成した市民活動団体で、パソコンやインターネットを活用する技術の習得や趣味を生かしたグラブ活動を実施し、旅行会や施設見学会、行事参加やボランティア活動、サロン活動、イベント開催など、つながり合い、学び合い、支え合いの精神で豊かで充実したシニアライフを目指している。

佐藤会長は、クラブ活動に積極的に参加し、写真の腕前はプロ並みで、デジカメクラブを結成し、撮影旅行にも出かけている。
ムービーでは、トドがジャンプする様子や、空からローイングでは、茨戸川でレガッタの大会をドローンで撮影したり、あまり見られない向井流水法の遊泳公開も映像にまとめている。
他4名のムービーも上映され、どれも見事に編集されている。
佐藤会長は、「シニアのみなさんの日頃の活動の成果を知ってもらうための美術展を開催し、ぜひ、会場でご覧いただきたい。会員になってシニアライフを楽しみましょう」と、入会を呼び掛けた。
最高齢94歳の山吹和康さんは、フォト575を発表。電車で眠る孫の写真や若かりし頃のバイク写真などに俳句を添えて発表している。

手工芸クラブ(川内恒子代表)は、現在、9名の会員で、不要になった着物やネクタイなどを活用して様々な作品づくりに励んでいる。
川内代表の庭で育てたコキアを活用して、ミニ箒を同クラブでみんなで制作し展示した。コキアは秋になると真っ赤になり、人々の目を楽しませているが、ほうき草ともよばれ、箒の材料に使われている。

村上テル子さんは、「海の贈り物」と題して、塩谷海岸で採集した貝殻やシーグラスを、ひとつひとつ爪楊枝に刺して並べた。浪打ち際に打ち寄せされた可愛い貝殻が大量に並び、海への愛情を感じる作品だ。
川内代表は、夫のネクタイで自分のベストにリメイクした作品や、アイディアを提供して会員みんなで制作したしずく型小銭入れなど、丁寧に仕上げた作品が並んでいる。
宮尾一美さんは、浴衣を夏物の洋服にリメイクしたり、着物で男物のシャツ、カメラストラップも手作りしている。
川内代表は、「”好きこそ物の上手なれ”と言われるように 好きな物には興味を持って熱心に取り組んでいる。物作りが好きな人が集まった」と、話していた。
小樽シニアネット美術展 4月17日(金)~19日(日)10:00~17:00 (最終日:16:00)
市立小樽美術館(色内1)1階多目的・市民ギャラリー 入場無料
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