小樽後志民謡連合会(宮下航英会長)は、第75回北海道民謡連盟小樽後志地区民謡決勝大会を、5月10(日)10:00から小樽市民会館(花園5)大ホールで開いた。

同連合会は、大正2年に小樽追分節連合として発足し、今年で113年になり、全道で一番長い歴史を持つ連合会で、民謡の普及に尽力している。
本日の大会は、北海道大会の選抜も兼ねて開催され、少年少女の部の小学校2年生から寿年の部の80歳以上まで30名が出場し、日頃の練習の成果を発揮した。
全道大会への出場権は、8月2日(日)札幌開催で、一般の部では江差追分で2名、全国民謡の部で2名、北海道民謡の部で2名、幼年・少年少女の部で2名、10月4日(日)札幌開催で、寿年の部で上位5名、熟年の部で上位4名に得られた。

審査会に先立ち、開会式が執り行われ、鈴木盤英副大会長が開会の辞を、引き続き宮下大会長は、「この長い歴史を持つ連合会を何とか存続したいと頑張っている。みなさんの力添えを得て、さらに80回へと続けていきたい。よろしくお願いします」と、挨拶した。
迫俊哉小樽市長は、「民謡は私たちの先祖が日々の暮らし、労働、故郷の情景を歌い継いできた心のふるさと、郷土色溢れる文化。時代の流れと共に社会は変化しているが、民謡に込められた日本人の心や地域の絆は、引き継がれ根付いている。日本の伝統文化の民謡を次の世代に歌い伝える事は大変意義深く、この大会を通じて、民謡の魅力がさらに多くの世代に伝わり、活動の輪が広がる事を祈っている」と、述べた。

相蘇貴子審査委員長、宮下審査委員の2名で審査が行われ、第1部 幼年・少年少女の部からはじまり、トップバッターの秋山莉央さん(小2・かもめ)は、石狩川流れ節を堂々と歌い、次の中川凌さん(中2・民謡新声睦)は、船こぎ流し唄を歌い、観客より大きな拍手が贈られた。
第2部の江差追分節の部では、7名がエントリー。

江差追分の歌碑は、祝津パノラマ展望台にあり、北海道を代表する民謡のひとつで、こぶし回しが独特で難しい。出演者は、練習の成果を発揮し、尺八や太鼓の生演奏とお囃子に合わせて歌い、民謡の魅力を来場者に伝えていた。
民謡を歌い続けて40年の木内サツ子さん(83)は、「新庄節は30年歌っている歌で、練習のし過ぎで声がかれてしまった」と話していたが、見事、寿年の部で優勝を果たし、全道大会出場を決めていた。
大会結果
幼年・少年少女の部
優勝 秋山莉央さん 準優勝 中川凌さん
江差追分の部
優勝 木内絵里さん 準優勝 安井栞郡さん 3位 土屋慎太朗さん
寿年の部
優勝 木内サツ子さん 準優勝 小西秀明さん 3位 高畠由衣さん 4位 矢野目延子さん
5位 阿部敏子さん
熟年の部
優勝 飯野信廣さん 準優勝 鈴木盤英さん 3位 太田政明さん 4位 清水錦海さん
5位 本田郁子さん
全国民謡の部
優勝 安井静穂さん 準優勝 安井栞那さん 3位 土屋慎太朗さん
北海道民謡の部
優勝 木内絵里さん 準優勝 帰山孝姫美さん
最優秀賞 安井静穂さん



