小樽市と小樽市文化団体協議会が主催、小樽ユネスコ協会が共催して、在日外国人日本文化体験会が、5月31日(日)9:30より生涯学習プラザ(富岡1)で開かれた。
「いけばな」・「書道」・「茶道」の3つの日本の文化を、インドネシア、アメリカ、中国などの15カ国・地域出身の24名が3班に分かれて体験した。

「いけばな」は、小原流小樽支部の斉藤豊葉さんが講師となり、5名のスタッフの協力で、参加者のいけ方を指導した。
今回の花は、春の季節に合わせて、ひまわり、カーネーション、スターチス、ドラセナ(葉)を使用した。
ハサミや花器、剣山などの道具の説明からはじまり、小原流の立てる形の基本形を指導した。
ひまわりの花の向きや茎の長さなども丁寧に説明し、参加者は教わった通りに挑戦してみた。
それぞれに理解をしていけた花は、ふたつと同じものがなく、個性が感じられた。
斉藤先生は、「夏にぴったりの元気がでるひまわりを生けて、夏を乗り切ってもらいたい。5月は母の日もあったのでカーネーションも用意した。みなさん、初めてとは思えない、綺麗にいけていただき、笑顔で挨拶、握手を交わし、日本の文化を楽しんでくれてありがとう」と述べた。
小樽に住んで4年目の女性は、「はじめてのいけばなは、難しくなかった。綺麗で楽しかった。お花は、家に飾りたい」と、満足していた。

「書道」は、小樽書遊会の池田憲亮さんが講師となり、最初に漢字を半紙に書くパフォーマンスを披露した。
いくつか漢字の手本が用意され、参加者は好きな漢字を選び、筆を持って集中して半紙に書き、何度も練習した。
講師や同会メンバーらが技を伝授し、力ずよく書いたり、左利きの人が右に筆を持って書いたり、最後に色紙に漢字を書いて持ち帰る事ができた。
韓国から小樽に来て1年半のイムさんは、「韓国では書道を学ぶ機会があった。初めて参加したが面白い。」と、話していた。

「茶道」は、裏千家淡交会小樽支部の北嶋宗恵さんが講師を務めた。
体験会では、お菓子とお茶をいただき、お茶の淹れ方も体験した。
お菓子は、季節にちなんだ物を意識したり、飾っている今日の花は、オオヤマレンゲ。庭や山にある花や野に咲く花を用意し、どれも蕾の花を使うそうだ。
北嶋さんは、「お菓子や花で季節を感じてもらう。今日は、みなさんと楽しい時間を過ごした。外国人の方とふれあう事ができ、これからもお茶の世界を楽しんでいただきたい」と、話した。

閉会式では、感想を述べ合い、「体験した3つともに、面白く良い物を選んでもらった」や、「日本の文化は外国人にとって良い体験、勉強になった」と、参加者はとても満足していた。
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