日本の古典音楽「雅楽」小樽市能楽堂で雅楽演奏会 

 小樽市公会堂内にある能楽堂(花園5)で、日本の古典音楽の雅楽演奏会を、6月28日(日)14:00~16:00(開場:13:30)まで開く。多くの人々に雅楽に触れて欲しいと3年前から毎年実施している。
 
 小樽雅楽会、小樽住吉神社楽部、札幌雅楽同好会、余市雅楽会が主催して、舞人7名、演奏者36名が出演する。
雅楽は、「舞楽」、「管絃」、「謡物」の3つからなるが、今回は、雅楽の楽器の演奏で舞う「舞楽」3曲と、演奏のみを行う「管絃」4曲を披露し、すべて解説付き。
 
 舞楽の演目は、  左方 萬歳楽(まんざいらく)は、2名で舞い、右方 胡蝶(こちょう)は、小樽住吉神社楽部の中高生4名が舞い、右方 還城楽(かんじょうらく)は、唐の時代に由来する独特な舞いの3つの舞楽を披露する。
 
 
 管絃の演目は、平調 王昭君(おうしょうくん)は、遠く都を離れた源氏の心境を物語る演奏で、五常楽急(ごじょうらく)は、特に祭りなどで演奏される事が多い曲で、仁・義・礼・智・信の5つの徳を五音に配した平安時代から続く重要な楽曲。
 
 双調 颯踏(さっとう)は、春のうぐいすのさえずりの歌で、春に相応しい曲。
 双調 柳花苑(りゅうかえん)は、優雅な曲、退出音声 長慶子(ちょうげいし)は、舞楽会の終わりを告げる演奏。
 
 
 能舞台で管絃楽の演奏は、鞨鼓・太鼓・鉦鼓の3種類の打楽器、琵琶、筝の2種類の絃楽器、笙・篳篥・龍笛(よこぶえ)の3種類の管楽器で通常構成されていて、一番多い時で16名による演奏で、幻想的な音を奏で、世界最古のオーケストラと呼ばれる。 昨年は、約180名が来場し、今年も200席を用意するが、椅子席は早めの来場を呼び掛ける。
 
 小樽雅楽会事務局・吉田康高さんは、小樽出身で天理高校で雅楽に出会い、龍笛を60年間続け、今回の演奏会でも龍笛を演奏し、演奏会開催の周知に尽力している。
 
 
 吉田さんは、「能楽堂に相応しい雅楽は、日本伝統の音楽で、日本人にもっと知ってもらいたい。一般の方にもっとご覧いただき、雅楽の素晴らしさを認識していただければありがいた。みなさんに見ていただく発表の場は演奏技術の向上にも繋がり、雅楽の素晴らしさも広める事ができる。この世界に入ると、最初は敷居が高いと感じるが、
はじめてみると面白くて素晴らしい音楽と気づき、はじめる人も多い」と、話した。
 
 雅楽演奏会
 6月28日(日)開場:13:30~ 開演:14:00~16:00
 入場料1000円(全席自由)当日券あり
 問い合わせ先:090‐1380‐5436 (小樽雅楽会吉田) 070‐5067‐1481(荒川)