小樽市総合博物館(手宮1)本館2階企画展示室で、開館70周年記念ミニ企画展「あゆみ、未来へつなぐ歴程」が、8月23日(日)まで開かれている。
小樽市博物館(旧日本郵船小樽支店)が1956(昭和31)年6月20日に開館し、総合博物館に至るまでの約50年間に焦点を当てて、そのあゆみを当時の写真や貴重なパンフレット、新聞記事などの資料によって振り返る内容となっている。

小樽市博物館は、1956(昭和31)年6月20日に開館し、新聞で紹介されるほど大きな出来事のひとつとして捉えられ、海洋、歴史、美術、鳥獣植物の4部門でスタートしたが、翌年には、地質鉱物、水産、植物が加わり7部門となり、多岐にわたる深い内容の博物館だった。
開館後は、年1・2回のペースで特別展を開催し、「美術刀剣展覧会」が最初の特別展となり、当時の資料からその内容を知る事ができる。

29年間開館していたが、1969(昭和44)年に、同建造物が重要文化財となり、保存のために全面修復する事となり、博物館を「旧小樽倉庫」に、当初は仮住まいとして移転したが、運河館となり現在に至る。
1985(昭和60)年9月3日に、旧小樽倉庫中庭にて開館式の様子を写真に収められている。
また、開館を記念して小樽市博物館友の会が制作した限定300個で販売されたシャチホコをあしらったネクタイピンや、絵ハガキ、銘菓「小樽市博物館シャチホコ」(マドレーヌ10個入り)もあった。
移転後最初の特別展は、「虫の世界 その知恵と不思議」と題して、1986(昭和61)年7月19日~8月24日までの開催だった。
旧日本郵船時代から蝦夷鹿や熊などの剥製も展示され、当時の新聞には約240点の剥製とい書かれていて、剥製について詳しく書かれた台帳には、剥製はどこから寄贈されたものなのかどが書かれている。

残された資料より、1997(平成9)年2月4日より、「あらざし~北の海の旅人たち」と題して、おたる水族館から借りた、生きたゼニガタアザラシとゴマフアザラシを旧小樽倉庫の中庭展示し、ペンギン展でもフンボルトペンギン6羽を展示し、多くの来館者に喜ばれていた。
担当の鈴木博子学芸員は、「小樽市博物館の歴史70年を改めて見つめ直して、市民にも歴史と博物館が行ってきた事をみなさんに今一度確認してもらう機会になれば」と、話した。
野瀬晴菜学芸員は「これまでの小樽市博物館のあゆみの一部を展示しているので、この機会に御覧いただければと思う」と、来場を呼び掛けた。
開館70周年記念ミニ企画展「あゆみ、未来へつなぐ歴程」
7月18日(土)~8月23日(日)まで9:30~17:00
小樽市総合博物館(手宮1)本館2階企画展示室
休館日:火曜日
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