おたる潮太鼓保存会(倉本賢雄会長)は、2026(令和8)年に結成60年を迎え、8月23日(日)11:00~17:00まで、小樽サンモール一番街でおたる潮太鼓60周年祭を開催し、打演や演舞を見ようと駆け付けた市民らで会場は終始賑わった。
潮太鼓のルーツは、小樽のニシン場やヤン衆たちが叩いていた太鼓と伝えられていて、1967(昭和42)年に第1回おたる潮まつりが開催され、それと同時に小樽の若者達が故郷の太鼓として「おたる潮太鼓」が誕生し、潮まつりと共にあゆみ60周年を迎えた。

演奏に先立ち、開会式では、同会・倉本会長は、「60周年を迎える事ができ、喜びと感謝をみなさんと共に分かち合い、これからのまちのあゆみとともに、盛り上げて行く事を誓う」と、挨拶した。
迫俊哉小樽市長は、「潮太鼓保存会のみなさんは、おたる潮太鼓の歴史と伝統を今日まで守り、潮まつりはもちろん、祝い事や、クルーズ客船の出港の際の打演など、様々な場面で素晴らしく力強い打演が、市民や観光客のみなさんに感動を与えていただき感謝申し上げる。様々な団体が後継者の問題を抱えているが、潮祭りを拝見すると若い世代の方々が立派に成長され、伝統をしっかりと次の世代に引き継いでいて、心から期待している」と述べた。
第60回おたる潮まつり運営委員会・鹿角健太委員長は、60周年のポスター掲載のチーム240の3名ついて触れ、「元気に潮太鼓を小樽の町で演舞してもらいたい。潮太鼓は、おたる潮まつりには欠かせない、小樽の財産。100回、200回と長く、小樽の宝、財産を小樽のために続けてもらいたい」と、願った。

本日の演目は、これからのおたる潮太鼓保存会を担う小学生以下の若潮隊の打演で開幕し、後志の太鼓団体や、小樽松前神楽保存会などの伝統芸能や、小樽ブレイクダンス教室のダンス、オールディーズを得意とするパーティーズなど12団体が出演し、会場は大勢の観客で賑わった。

おたる潮太鼓保存会60周年を祝うコーナーでは、50周年に製作した山車を展示し、歴代会長やレジェンドを紹介するコーナーや、今年の現役潮太鼓メンバーの写真を掲載した寄せ書きコーナー、子ども向けに輪投げなど縁日や露店が並ぶ飲食コーナーを設けた。
60周年祭のトリは、同保存会の中高生のハマナス隊10名によるおたる潮まつり25回目の時に作曲した「山背」を演奏し、引き続き、親隊が加わり、大太鼓も登場して「潮太鼓」を演奏し、観客から大きな拍手が送られていた。
今回の60周年祭のポスターに掲載された笑顔の3名・チーム240(3人共に80歳以上)の笠嶋晴七さん、大黒博之さん、村田喬さん、世話役の鈴木義則さんが紹介され、花束が贈られた。
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