令和8年度秋の火災予防運動(10月15日~31日)の啓発事業の一環で、10月20日(火)10:40から、小樽市立高島小学校(高島5・村中寿幸校長・131名)で、市民及び学校関係者に火災予防意識の高揚と啓発を図る事を目的に火災防御訓練を実施した。
小学校で実施した理由として、松山亨消防署長は、「今年の6月に東京都で学校火災が発生し、児童が逃げ遅れ救出する事案が発生している。実例を元に、学校での火災を想定して実施した。児童への素早い避難の誘導と、学校関係者と消防関係者と連携する体制が、迅速かつ的確に活動ができるように確認したい」と、話した。
訓練参加機関は、小樽市消防本部(署)25名、小樽市消防団第2分団4名と、小樽市立高島小学校自衛消防隊も参加し、出動車両は7台。

訓練想定は、同校3階の家庭科室から出火、同校自衛消防隊で初期消火、119番通報し、校内で避難訓練を実施し、児童は先生の指示や誘導に従い屋外に避難をし、避難を終えた児童は、火災防御訓練の様子を見学した。
校舎1階と、玄関上の庇(ひさし)、屋上に、それぞれ1名ずつ3名の逃げ遅れた要救助者を救助。庇ははしごで、屋上ははしご車を使用して救助した。

消防団の隊員も加わり、4カ所より一斉放水した。
訓練終了後に、村中校長は、「今日の訓練は、3分少しで避難できた。訓練は大変素晴らしかった。これからも放送をしっかりと聞いて、自分はどこに逃げなければならないのか、しっかりと判断して避難して下さい」と話し、児童会・土橋会長は、「火災があったらまず、自分の命を守る事。今日は、実際に火事があったみたいに消防車が来て、どんなふうにして人を助けるのか分かった。火事の危険さも分かった」と訓練の感想を述べた。
小樽市消防署手宮支署・渡邉英之さんは、参加した全校児童に、「避難訓練はスムーズにできて良かった。もし火災が発生したら先生に伝えて、煙に注意しながら逃げて下さい」と、話した。

本日の訓練講評を松山消防署長は、「3階の家庭科室からの出火を想定し、逃げ遅れた要救助者を救助。子ども達や学校関係者の方々にどのように救助するのかや、消火活動もみてもらい、訓練の一連の動作を実施し、滞りなくできた。今後、先生方が担う避難誘導、子ども達の安全管理に活かしてもらいたい」と、述べた。
◎関連記事



