鉢の中に秋の風情!市立小樽美術館で盆栽展と小樽ユース展 

 令和8年度小樽市文化祭の盆栽展が、10月23日(金)~25日(日)まで3日間の日程で、市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリーで始まった。

 小樽盆栽会(毛利昇代表・33名)が運営。今年4月~10月まで全7回学ぶ小樽盆栽教室のメンバー8名のうち7名の作品と、小品盆栽部会の作品と会員とを合わせて大小様々な盆栽30点を展示している。市内で一同に盆栽が鑑賞できるのは、この文化祭だけの展示となる。

 

 盆栽展出展の独自のルールとして、出展後3年間は同じ盆栽を出展できない事としていて、毎年、違った盆栽を鑑賞する事ができる。

 今回の見どころは、小品盆栽部会のメンバーによる松などの盆栽よりも小さめの小品盆栽の力作が並び充実しているとのことで、今日の展示会に合わせて紅葉させたり、実を実らせたりして、秋の風情に拘った作品が並んでいる。

 毛利代表によると、盆栽には、出展者の拘りが所々に現れていて、個性が感じられる作品が多いという。

 鹿内さんは、盆栽を初めて6年目。7点の箱飾りを出展し、実を付けたり、葉の紅葉が来場者を楽しませている。

 盆栽にとっては、秋の季節でもその年によって、気温が違ったりと気象との関わりには苦労がつきもので、盆栽の状態を汲み取り、今日の公開に合わせて、努力を重ねその成果を発表している。

 小樽市文化祭の盆栽展を3年前に見て入会した小品盆栽部会の窪田さんは、真柏と紫式部、みせばやの3点を出展。

 真柏は、鉢からこぼれそうに表現した懸崖に、紫式部は、名前に魅かれて先生の作品を見てやってみたいと思って取り入れたが、実が紫になる予定だったが、間に合わずに残念だという。

 窪田さんは、「花の名前を覚えたり、イメージした形になるよう育てる楽しさがある。来年は、ここから芽が出ると、理想の形に近づけるかなと、長い目で見守り楽しんでいる」と、話した。

 小品以外の見どころでは、柴田さんが育てる樹齢80年以上の唐楓は、紅葉が始まったところで、本来ならばもっと赤くなるところだが、葉のグラデーションが見事で秋の風情が漂っている。特別出展として、山葡萄も見る事ができる。

 毛利代表は、7~80年経過した八房蝦夷松は、八房とは通常よりも小さい葉の意味で、1つの株から分かれて元気に育っている。10年か20年に1度松ぼっくりもみのるという。

 鑑賞に訪れた女性は、「大文字草が丁度、満開の花を咲かせ素晴らしい。可愛い」と、絶賛していた。

 盆栽展

 10月23日(金)~25日(日)10:00~17:00(最終日16:00)

 市立小樽美術館(色内1)1階多目的ギャラリー

 入場無料

 令和9年度盆栽作りの体験教室生徒募集

 令和9年4月~10月までの7回 場所:小樽市公会堂2号室

 午前の部9:30~12:30 午後の部13:00~15:30 毎回日曜日

 費用:7回で5000円(教材費有料 盆栽の素材3鉢で5000円)

 連絡先:080‐1971‐3933(毛利代表)

 市立小樽美術館(色内)1階市民ギャラリー1・2では、小樽市文化祭第20回小樽ユース展が、10月21日(水)~25日(日)まで開催中。

 小樽桜陽高校7点、小樽双葉高校6点、北海道高等聾学校5点、小樽潮陵高校9点の27人の合計27点を展示している。

 作品は、ほぼF30 号サイズで、油彩、アクリルで描かれ、一部、段ボールとミクストメディアも。

 当番の菅原さんは、「みなさん、描きたいものを描いていてそれぞれの世界観が感じられる。どれも上手で、絵具の使い方も上手です」と、話していた。

 なお、24日(土)13:00より講評会、ワークショップを予定している。

 

小樽ユース展

10月21日(火)~25日(日)10:00~17:00(最終日15:00)

市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー1・2 入場無料

◎小樽市文化祭 | 小樽市

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