小樽商科大学(緑3・和田健夫学長)は、4月3日(火)10:00から第一体育室で、平成30(2018)年度入学式を挙行し、昨年より12名少ない578名が入学した。
真新しいスーツ姿の新入生は緊張した面持ちで着席し、来賓・学校関係者・大勢の保護者が見守った。
今年度の入学者の内訳は、商学部昼間コース473名(男276・女197)、夜間主コース57名(男31・女26)、編入生3名(男2・女1)の計533名(男309・女224)。大学院は、現代商学専攻(博士前期過程)7名(男5・女2)、現代商学部専攻(博士後期課程)3名(男2・女1)、アントレプレナーシップ専攻35名(男29・女6)合計45名(男36・女9)。
市内出身入学者数は、小樽潮陵高校22名・小樽桜陽高校4名・小樽商業高校1名(夜間主コース)・双葉高校2名。最年長入学者は、商学部夜間主コース(社会人入試)の満69歳の男性。
ここ数年、外国人受験生が年々増加傾向にあり、志願者53名のうち受験者43名、商学部に7名が合格した。
また、札幌市在住の千坂直人さん(59)・知也さん(19)の親子が一緒に入学し、大学関係者も大変珍しいと話した。
同大を昭和57(1982)年に卒業した父・直人さんは、経営学やマーケティングの知識を深めたいと考え、若い頃から大学院で勉強する夢を実現させ、同大学院商学研究科アントレプレナーシップ専攻へ入学。息子の知也さんと同時期の入学となり、喜びもひとしお。
和田学長は、「大学での学びは、自主的に行わなければならない。自分自身の成長と将来に繋がる。苦労を厭ってはならない。たとえ、興味が分からなくても直接役立たなくても、決して諦めずに取り組んでもらいたい。もっとも大切なことは学ぶ意欲、卒業後も学び続ける意欲を養うこと」と式辞を述べた。
入学生を代表して商学部・山本帆夏さんは、「学生の本分を守り、学業に専念するとともに人格を陶冶し、本学の歴史と伝統を引き継ぐ学生となることを誓います」と宣誓した。
同大合唱サークル「グリークラブ・カンタール」の10人が、校歌と若人逍遥の歌(寮歌)をアカペラで歌い、新入生を歓迎した。
式後は、第104代目女性団長・岡田ひよりさん率いる応援団によるデモンストレーションが開かれ、檄文で新入生を歓迎した。
新入生オリエンテーションでは、飲酒事故防止のための講演やDVD上映等が行われた。
◎小樽商科大学
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