たるばとクラブスペシャル 新作紙芝居

 市立小樽図書館(鈴木浩一館長)では、小樽市こども読書活動推進計画策定記念行事の一環として、11月2日(土)14:00から同館2階視聴覚室で、小樽在住・絵本作家のこぐれけいすけ氏による、たるばとクラブスペシャル「新作紙芝居の読み聞かせとワークショップ」が開かれた。

 

 2歳~小学生の保護者15組22名が参加し、昔話をテーマに、小樽ならではの話を展開させて制作した新作紙芝居「かぱかぱ山」の読み聞かせが行われ、サンバを取り入れた同氏独特の世界観に、大いに盛り上がった。

 

 ワークショップでは、同氏が講師となり、参加者は、それぞれが描きたいものを下書きして指絵具を使ってお面作りに挑戦。参加した子どもたちは、手いっぱいに絵具をつけて大胆に色を塗り、個性溢れるお面が次々と出来上がった。

 

 一番最初に完成させた2歳3ヶ月のりょうた君の母親は、「一生懸命に作っていた。これからも参加したい」と話した。

 

 白い猫のお面を作った双子のりっかちゃんとふうかちゃん(4)は、かわいいお面の出来栄えに満足していた。

 

 2016(平成28)年同館100周年記念行事をきっかけに、毎週土曜日に同館をアトリエにして絵本の制作活動を公開している同氏は、「想像以上に迫力がある素晴らしい作品ができた」と笑顔で話した。

 

 今年4月の5回目となる読み聞かせには、3男を題材にした「かんざむらい」を発表。来館者との距離を縮めているイベントは、毎回人気を博している。

 

 3日(日)は、としょかん発おたる子ども読書の日を開催し、様々な催しを企画。10:30から本嫌いに捧げる爆笑ブックトーク、11:15から児童書古本ばくりっこ、13:00からは迫市長による読み聞かせ、13:40からとしょかんブックフェスティバル、15:30から恐怖のおはなし会を予定している。

 

 ◎市立小樽図書館(外部)

 ◎関連記事