令和3年初せり式 小樽市公設青果地方卸売市場

 

 

 2021(令和3)年初せりに先立ち、小樽市公設青果地方卸売市場(有幌町1)では、1月5日(火)7:30から式典を行い、関係者約70名が出席した。

 

 開設者の迫俊哉市長、樽一小樽中央青果株式会社・中川則夫代表取締役社長、仲卸人・買受人ほか、鈴木喜明市議会議長・千葉美雪市議会副議長・市議会経済常任委員、来賓などが、無事故で青果物の安全供給と市場取引の活性化を願った。

 

 迫市長は、「昨年は、人口の減少・少子高齢化・市場外取引の増加、新型コロナウイルス感染症の拡大により飲食店の需要減少がある中、一方では巣ごもり需要の増加もあったが、挽回するまでには至らず、全体として前年度比の取扱高は81%、売上高は前年度比97%となった。

 

 住民の皆さんに欠くことのできない生鮮食品の流通拠点として、生産者の皆さんの身近な出荷先、小売業者の皆さんには、多くの商品が安定的に購入できる市場としての役割、市民にとっても台所としての役割もしっかりと果たし、安定的な経営に努めていきたい」と述べた。

 

 中川代表取締役社長は、新型コロナウイルス感染症による市場への影響について触れ、「商品の需要が大きく落ち込み、巣ごもり需要が伸び、春から夏にかけての天候不順により生産量が落ち、品薄となったことが原因で、単価高で10月いっぱい推移し、11月以降、生産量が増えて価格低下に陥り、1年を通して大きな変動の年であった。

 

 コロナ収束が難しい中、小樽市民の皆さんへ安全で安心な青果物を安定供給し、地域経済の農業を守る使命を、皆さんと共に果たしていきたい」と力強く語った。

 

 手じめの音頭は、同社今野強志取締役が行い、「昨年はコロナという敵に少し負けてしまったような気がしているが、年が明け、今年は皆さんと力を合わせて敵に勝たなければならない。手を合わせ難局を乗り切りたい。ますますの商売発展、皆さんの活躍・健康をご祈念したい」と述べて心をひとつにした。

 

 その後の初せりでは、キャベツ・トマト・ナス・ネギ・チンゲンサイ・長いも・セリの7品目が競り落とされた。

 

 本日の取引は、野菜21.2トン・476万2千円、果物5.8トン・371万3千円、合計27トン・847万5千円となった。

 

 ◎小樽市公設青果地方卸売市場(外部)

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