小樽市内新型コロナ 新規陽性71名・死亡及び重症1名

 小樽市(迫俊哉市長)は、3月7日(月)に、市内3,965〜4,037例目(道内184,944〜185,016例目)となる新型コロナウイルスに感染した患者71名を確認したと、8日(火)15:00に発表。7日(月)に90歳代1名の死亡を確認し、市内のコロナ感染死亡が69名となった。

 

 症状は軽症が63名で無症状9名、重症者1名。本日の71名のうち44名は市内の陽性患者との接触で、残り29名は感染経路不明。70人台の感染公表は、2月25日(金)の77名以来、11日ぶり。

 

 本日、資料では重症者が0名・軽症が64名となっていたが、取材したところ、重症者1名・軽症63名だったことが明らかになった。

 

 市内33例目の医療機関は職員18名・入院患者37名の合計55名のまま。35例目の通所介護事業所は職員12名・利用者16名の合計28名、36例目の医療機関は職員7名・入院患者50名の合計57名、37例目の高齢者グループホームは職員11名・利用者12名の合計23名のまま。

 

 40例目となる高齢者施設は職員4名・入所者6名の合計10名のまま。41例目となる高齢者施設は職員21名・入所者2名が増え、職員21名(市外1名)・入所者67名の合計88名に、42例目となる医療機関は入院患者1名が増え、職員4名(市外1名)・入院患者23名の合計27名となった。

 

 43例目となる高齢者施設は入所者1名が増え、職員2名(市外在住)・入所者9名の合計11名に、44例目となる医療機関は職員1名が増え、職員3名・入院患者9名の合計12名となった。45例目となる介護事業所は職員8名・利用者10名の合計18名のまま。

 

 46例目となる医療機関は職員2名・入院患者3名が増え、職員35名(市外9名を含む)・入院患者14名の合計49名となった。現在、クラスタ—関連はさらに長引き、収束見込みはない。

 

 1月に入ってから感染が拡大して新規陽性患者が急増しており、積極的疫学調査の重点化で対象範囲を縮小するとした上で、濃厚接触者を陽性者の同居家族のみを調査対象とし、それ以外については調査対象外とし、今後、病院や高齢者施設においてのクラスターに関しては調査を行うが、それ以外は追跡しないとし、今後のクラスター収束については、最後の陽性者から10日間経過後、その職場内の濃厚接触者について1週間の経過観察を見ることを実施。

 

 本日8日に、市内小学校3校・3学級で感染者を確認。9日(水)まで学級閉鎖の措置を取り、関係者については調査中。

 

 現在、小学校6校・8学級と中学校1校・1学級が閉鎖し、本日閉鎖解除は小学校2校・2学級。

 

 生活環境部戸籍住民課銭函サービスセンターの40歳代女性職員が、5日(土)夜に発熱し、7日(月)に医療機関を受診し、PCR検査を行い陽性を確認。最終勤務日は4日(金)で、職場や来庁者に濃厚接触者はなく、通常通り業務を継続。

 

 発熱やせきなどの症状がある人は、かかりつけ医、または小樽市発熱者相談センター(0570-080-185)へ。

 

 小樽市における現検査状況は、累計53,222名のうち陽性者4,037名(再陽性者15名を含む)。陽性者のうち入院中26名・宿泊療養施設7名・自宅・施設療養396名・宿泊療養等調整中18名、陰性確認済等3,521名、死亡69名。

 

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