2006年7月のベストママ
呑み処てまり

池田 知穂ママ

 笑顔が“めんこい”「呑み処てまり」のママは、正真正銘の現役の女子大生だ。

 池田知穂ママ(21)は、おたる屋台村レンガ横丁の「呑み処てまり」で奮闘する毎日だが、昼は札幌国際大学で、4年生として大学生生活を送る。

 21歳の初々しい知穂ママは、以前、同屋台村に出店していた寿司屋でアルバイトしていた。昨年「レンガ横丁」を襲った火災の後の8月に、呑み処をオープン。お父さんやお母さんの援助のもと、叔父の三浦義治マスターと協力して営業している。

 おすすめはママが作る塩辛。「もともと料理は出来なかったけれど、オープンしてからだんだん覚えてきたの。今でもまだまだ勉強中」とニッコリ。「お酒もよく分からないけれど、自分で飲んでみておいしいと思うものを、お客さんに出すように心掛けている」

 小樽が大好きで、「30分あれば山や海・川に行けるし、田舎過ぎず、都会過ぎないところが良い。札幌も近いしね」、小樽を活発させたいと、小樽グランプリのゴミ拾いにも率先して参加している。

 「卒業したらお店を辞めようかなとお客さんに言ったら、辞めないでなどと言われたことが、お店をやって一番うれしかったことで、励みになってます」という。しかし今一番の悩み事は、大学を卒業出来るかということ。

 お客さんも自分の娘の店に来た感じで、何度も足を運ぶ。笑顔が初々しい女子大生ママ。

呑み処てまり

営業時間18:00~お客さんが帰るまで(不定休)
小樽市稲穂1-4-15
090-5078-7987