2007年5月のベストママ
2月16日
森元 正子ママ
たっぷり愛が込められたコーヒーと癒しの空間を提供する、喫茶店“2月16日”のママ(58)。
“2月16日”は、床や天井など店内は総ヒノキ。ご主人の勝章さんが丹精込めて作った。じっくり時間と愛を込めて作られた夫婦2人の喫茶店だ。
2年前の2月16日にオープンする予定だったが、準備が遅れて3月に。内装はもちろん、自家焙煎のコーヒー豆、厳選した紅茶葉に、ご主人のこだわりが光る。もうひとつ、ママのこだわりは、手作りジャムとそのジャムサンド。
栄養士の資格を持つママが、自宅で大事に育てた無農薬の山ぶどう・ハスカップ・ブルーベリーなどを使って作った、9種類の無添加ジャムは人気商品。近くの商店街からも、250円で提供されるコーヒーとジャムサンド目当てに訪れるファンが多い。
20年前に小樽に移り住んだ。スポーツが趣味で、特に水泳が得意。プールに行けば必ず1kmは泳ぐという。今は、プールに通う時間が作れないほど、喫茶店の仕事に追われている。
「小樽には、もうちょっと元気になってもらいたい。若い人たちも街に出て来て、小さな喫茶店に寄って、コーヒーや紅茶を楽しんでもらいたい。若い人たちが市街に出てくれれば、少しは活性化するのに」
おたる都通り商店街裏の中静屋通りにある、こだわりいっぱいの店で、ほっと一息。