2012年7月のベストママ
アンディアモ
熊谷 明美ママ
小樽静屋通りに、イタリアンレストラン「ANDIAMO(アンディアモ)」がある。
「アンディアモ」とは、イタリア語で「みんな一緒に行きましょう!」の意味。そのオーナーシェフ熊谷明美さん(47)は、小樽出身。料理が好きだったこともあり、20歳過ぎに、東京のレストランへ勤め始めた。その後、幾度かイタリアに渡り、有名店での約4年間の修行を重ね、本場の味を身につけ帰国。
小樽を離れて年齢を重ねるうちに、山あり、海あり、食べ物も美味しい小樽の良さに気付き、戻ろうと決意した。小樽静屋通りで開業し、本場イタリアの味を提供し続け、今年で3年目に入る。
おススメは、石釜焼ピッツァ。石釜は400℃以上の火力で、外はパリッと、中はもちっと、2分半程度で焼き上げる。プロシュット(生ハム、トマトソース)のピッツァが人気。生地もソースも手作りで、パスタも手打ち、フォカッチャも焼きたてを提供。こだわりを感じる。
ランチメニューは、パスタとピッツァをチョイス、ドリンク、サラダ、デザートと組み合わせ自由。夜のメニューは、コースとアラカルト。カウンター5席、テーブル席20席、半立食で30~40人の貸切も出来る。
ワイン好きのオーナーが揃えたイタリアワインを中心に、世界のワインを楽しむことができる。
「なるべく北海道の食材を使用し、独自のテイストを盛り込み、幅広いお客様の要望に答えていきたい。小樽で店を持って良かったと思う。みんな温かく恵まれている」と話した。
白いコックコートがシェフの貫禄を醸し出し、笑顔がキュート。厨房の仕事姿にファンも多い。