藤原 由香子ママ
花園銀座街かま栄通りのユウビル1階に店舗を構える「Ambish(アンビッシュ)」の藤原由香子(40)ママ。ロングヘアが似合う生粋の小樽っ子。子どもの頃から活発な女の子で、明るく元気だった。
以前勤めていたスナックが移転するのをきっかけに、友人の薦めもあり独立を決意。2010年12月に「Ambish」のママとしてスタートを切り、今年の12月で丸4年目を迎える。
「Ambish」の店名は、ambitious(大望・野心)と、wish(望み)を合わせた造語で、藤原さんが名づけた。
スタッフは30代後半が多く、アットホームな雰囲気で、若いお客さんにはお姉さんとなり、年配のお客さんには孫となり、美味しいお酒を飲みながら、会話を楽しませてくれる。おひとり様や少人数でも、客同士も盛り上がり、楽しい時間を過ごせるよう接客に心がけている。
また、北海道社交飲食生活衛生同業組合北海道観光社交事業協会(北観協)小樽支部の幹事を務め、会議に参加したり、先日開催のはしご酒にも揃いの半纏姿で奮闘するなど、頑張り屋さん。
辛いことは?と尋ねると、現在、自宅が銭函にあり、花園までの通勤が大変で、特に冬道が怖いという。休日には、近くの温泉に浸かり、日頃の疲れを癒し、リフレッシュしているそうだ。
「小樽に来た時には、必ず顔を出してくれる遠く宮崎からの常連さんや、市内の多くの幅広いお客さんに支えられ、ずっと変わらず、この花園の地で店を働ける限り続けたい。小樽は、みんな温かい人ばかりで、付き合いを大切にしている人が多い。小樽の景色や海、食べ物も美味しいくて、離れられない」と、小樽に魅せられているそうだ。
藤原ママは、「気軽におひとり様でも大歓迎。若い人もふらっと立寄れる店で、恋愛相談もOKです」と笑顔でPRした。