氏家 由佳里ママ
手頃な価格で美味しい料理が味わえる「お箸ダイニング こうじ」の店主・氏家晃嗣氏を支える妻の由佳里さん(41)は、「いらっしゃいませ!」とやさしい笑顔でおもてなしをする美人ママ。
由佳里さんは帯広出身で、22歳の頃、仕事で初めて小樽に。食べ物が美味しくて、心ならずも体重が増えてしまった思い出がある。
そして、晃嗣さんと出会い結婚。平成17年7月に、現在の場所に店を構え、主にホールや会計などを担当。ホールの仕事は今まで経験したことがなく、戸惑いもあったが、現在はフットワークも軽やかに、隅々にまで気配りが行き届くほどに。
10年経った今も、日々、お客さんから勉強させてもらっていると言い、その謙虚な姿勢が由佳里さんの魅力でもある。
焼き物・揚げ物・海鮮など、旬の食材を使った料理を、晃嗣さんが腕によりをかけて提供。最近の新メニューのトマト揚げは人気メニューのひとつだ。
お客さんの会話の邪魔にならないように、飲み物や料理を出すタイミングに気を使ったり、旬の食材を使った料理を勧めたりと、気遣いが絶えない。
休日には、晃嗣さんと美味しい食材を求めて出かけ、意外な発見に出会ったり、帰りに温泉に浸かって心身ともに癒されるひと時を過ごす。
仕事上、旅をすることはなかなかできないが、お客さんとの会話の中で旅行の話を聞くと、自分も行ったような気分になり、将来、話に聞いた場所へ旅をするのを楽しみにしている。自分の知らない話など仕事を忘れて聞き入り、会話を楽しんでいる。
帯広より小樽に住んでいる年月の方が長くなった由佳里さんは、海があり山があり自然があり、食材も美味しいと小樽を絶賛した。
これからも、若い方から年配の方まで、皆さんに喜んでもらえる店であり続けたい。そのためには、二人で健康で仕事をさせてもらうことだという。「おひとりでも団体さんでも、気軽に立ち寄ってもらいたい」と笑顔でPRした。