佐々木 ノリコママ
小樽中央市場(稲穂3)3号棟にフルーツティーの店「ティー・スリー」(手島大祐オーナー)が、2017(平成29)年4月26日にオープンした。
その代表を務める佐々木ノリコさんは、市場に新しいスタイルの店や雰囲気を作りたいと、日々努力を重ねている。
親しみやすく柔らかい印象を与える接客が女性客に人気があり、オーダーのあったお茶一杯一杯に心をこめて提供。
小樽出身のママは、喫茶店経営の経験を活かし、6月中旬から同店に勤務。市場のイメージを覆すホッとできるおしゃれな空間を創出している。
北海道では、札幌と同店だけが扱う、食べられるフルーツティーをはじめ、健康志向のウェルネスティーなど約30種類を取り扱っている。
フルーツティーは、食べながら飲めて捨てるところがなく、ヨーグルトに混ぜたり、ワインゼリーなどのスイーツや料理に使ったりと、思ったイメージで味わえる。
フルーツティーの他、コーヒーやビール・ワイン、道産大豆を使った作りたての豆乳も提供し、テイクアウトもできる。夏限定でコーヒーゼリーも用意している。
ママひとりで店を開け、在庫管理や売れ筋等の報告から接客まで、全てをこなしている。
市場内は店舗同士が近く、市場の先輩からの声かけに元気をもらい、日々、いろいろなニュースがあり、勉強になったり、とても楽しい。
市場離れをした人に興味を持って、再び市場に来てもらいたいし、多くの若い人に足を運んでもらい、市場を利用する人の平均年齢を下げたい。そのためにも、お茶を飲みながら一服できる場所を提供したいという。
佐々木さんは、「市場内の店舗でおつまみを買って、ここでビールを飲んだり、お隣の餅屋で団子を買いお茶を飲んだり、市場で売っている食べ物を持ち込んでここで味わい、リフレッシュしてもらえれば」とPRした。