渡辺 夢奈ママ
堺町通りメルヘン交差点側の石蔵、ヨーロッパ玩具の店「キンダーリープ」の2階にある、カフェ「月と珈本(カホン)」の店主・渡辺夢奈(ゆうな)さん(27)は、新潟市生まれの可愛い女性。小樽に住んで1年が過ぎたばかり。
3年前、旅先の美瑛の珈琲店で、スタッフ募集の張り紙で仕事を見つけ、美瑛に移住し1年半を過ごす。その後、倶知安の珈琲店に移り、現在は小樽在住。まるで北海道の観光地を巡っているようだという。
築60年の古民家が気に入って小樽に住み、仕事を探していたが、キンダーリープさんの紹介で、2017(平成29)年5月26日同所に開店し、人生初の店主となった。
月・珈琲・本のどれも、夢奈さんが好きなもの。それを並べて繋いで、店名「月と珈本」とした。本のページをめくるような、ワクワクする店をイメージ。
お奨めは、旭川にある行き着けの珈琲店から仕入れた豆で入れる美味しい珈琲と、バターや卵を使わず、北海道産の小麦粉を使った手作りのスコーンとマフィンやクッキー。
また、季節に合わせた自家製シロップジュースは、レモン・プラム・梅などがあり、カフェインが苦手な人や飲めない妊婦さん・授乳中の方にお奨め。
店内には沢山の本があり、素材を活かした焼き菓子と珈琲を楽しみながら、自由に読書もOK。販売もしている。
旅人も多く来店し、これまで自身が巡ってきた北海道の観光地の情報を交換したり、お客さんが立て込んできても、丁寧な接客を心掛けている。
お客さんと美瑛トークで盛り上がることもしばしば。小樽の人と出会い、地域の人と交流ができる町だと感じている。
提供する珈琲と菓子は、全て最初の段階から手作りしたい。将来は珈琲焙煎も目指すという。
「週末には、日常の疲れを癒しにどうぞ!珈琲と焼き菓子はいかがですか?」とPRした。