2018年8月のベストママ
La salle de F
小田柿 富美子ママ
花園銀座街の嵐山通りに、2017(平成29)年12月1日にオープンしたLa salle de F(ラ・サルー・ドゥ・エフ)のママ、小田柿富美子さんは、長年茶道を嗜み、着物が似合う日本文化が大好きなおしとやかな女性。
これまで飲食店の経験がなく、還暦を契機に、心身もっと行動できるのではと、自立した生活をするためにも開業しようと、人生初のママに挑戦。友人との絆をさらに深め9ヶ月が過ぎた。
店名の「La salle de F」はフランス語で“Fの部屋”、Fは、自分の名前の富美子からとった。
嵐山通りの静かな雰囲気が好きで、店内もゆったりと、隠れ家的な場所で、居心地の良い空間を心掛けている。
店内のいたるところに花を飾り、白い皮のソファーを置いて、自身の部屋の延長のような落ち着いた憩いの空間をイメージ。店内は禁煙とした。歌いたい人にも楽しんでもらおうと、カラオケも完備。
貸切で1次会の宴会もでき、ママの隠れルートで、お客さんの要望に答えたメニューを揃え楽しませる。貸切は事前予約で16名まで対応。
ママになって人との出会いが楽しいという。友人が別の友達を連れて来て、人との繋がりができる。会話からは学習することも多く、何ひとつ無駄なことはないと話す。
薬膳コーディネーターの資格を取得し、着付けも学び、夏は浴衣が多いそうだ。ママ業に趣味を生かしている。
知り合いのサックスやフルート・ギター奏者を呼び、上質な音を奏でる生ライブを企画したい。定期的に楽しめるようになればと構想を描く。
「落ち着いて、ゆったりとできる店。ご来店前にご連絡していただければ、なおありがたい」とPRした。