2004年3月のベストマスター
SNACK クラブヒッチ

玉生(たまお) 雅之マスター

 夏は手宮や祝津の海で遊び、冬は天狗山のスキー場を滑り降りて遊んだ、子供の頃の楽しさを今でも追い続け、仕事の合間に小樽の自然を満喫するアウトドアに精を出す、小樽の海と山をこよなく愛する樽っ子。花園にあるSNACK
クラブヒッチのマスター。手宮小、北山中、北照高を経て、港湾関係の仕事で横浜に1年9カ月。その頃は小樽港の衰退が著しく、港湾関係者は、仕事で横浜港出向に来ている人も多かったという。

 小樽に戻り、奥沢十字街にあった東洋ボウルと市民生協にサラリーマンとして20数年勤める。景気が下向きになり、これを機会に脱サラで転身。44歳から今の店をオープン。すでに7年目に入っている。

 店が所属する北観協の組合のはしご酒大会では実行委員を務め、その時に、店を回ってくれた参加者が、今では常連として定着し、はしご酒大会の影響は大きかったという。

 店の常連たちと“外で遊ぶクラブ”SACを作り、釣りやキャンプ、山登りなどアウトドアライフを楽しむ。渓流釣りは30年のベテランで、スキーや料理の腕も有名。小型船舶のインストラクターも務める“アウトドアの達人”でもある。

 店名のヒッチは、巻き結びの意味。「やっぱり小樽はいいよ」という言葉に実感が込もる。1952年5月生まれの51歳。花園の店の他に、昼のランチを26種類も出す同名の店を、稲穂にある日専連ビル内で経営する働き者である。笑顔がやさしいヒゲのマスター。

SNACK クラブヒッチ

小樽市花園1-11-24 スパルビル
0134-24-4844