2006年11月のベストマスター
飯・酒・珈琲処チャランケ
諸田 米満マスター
ジャズやロックなどの音楽と食と酒を楽しめる、音楽居酒屋チャランケのマスター。
音楽が大好きなマスター(52)は東京出身。音楽に出合ったのは19歳の時。「落ち込んでいる時に上野のジャズ喫茶に入って元気が出て、急にドラムを叩き出したんだ」
フリージャズバンドで活動したり、絵を書いたり、詩を投稿したりして生活していたが、それでは食っていけないとサラリーマンに。
北海道には27年前に訪れた。東京に戻ってからも北海道の縁は切れず、飲み屋を開きたいという夢があった。昨年4月に脱サラして小樽の街に移り住み、6月にチャランケをオープンさせた。
石造り倉庫を利用した建物の店内には、カウンター席とテーブル席、そして、「ライブをやりたい人や何か表現したい人などの応援する場でありたい」と、2階は演奏ステージ兼ギャラリーとしても利用出来る。店内には1,500枚ものレコードを並べ、オールジャンルのBGMを流している。
飲むことが大好きで、小樽の観光名所には行ったことがなく、小樽で知っているところといえば花園ネオン街。「結婚はしなくても良いと思っていたけれど、最近になって、1度くらいはしても良いかなと思い始めたんだ。募集中です」とニッコリ。
「地元に好かれるような店でありたい。もちろん観光客の人に来てもらえれば、もっと嬉しい。2階は貸切で利用出来ますので、大勢の人たちに利用してもらいたい」と、地元客と観光客を笑顔で迎えている。