2007年4月のベストマスター
SPARK(スパーク)小樽店
井森 昌樹マスター
小樽運河前の南国リゾート風の観葉植物に囲まれた店内で、17時間以上かけてじっくり煮込んだスープカレーを提供。
「小樽は自分の足で新鮮な食材を見つけられる」と腕をふるう、SPARK(スパーク)小樽店の店長。
札幌出身で小樽に移り住んで来たのは、ほんの4ヶ月程前。中学生から飲食店で手伝いなどを始め、32歳にして飲食店での修行年数は15年以上。人生の半分を食に関する世界で過ごしてきた。
札幌大通りで店長を任されていたが、今年2月オープンの小樽店のため、小樽に移住してきた。プライベートな時間のほとんどを、店内でスープづくりに費やしている。
とんこつ・鶏ガラベースに、道産の有機野菜を強火で煮込む濃厚なスープが特徴的で、シーフードを使った小樽特製の本熟ルーカレーもある。11種類のスープカレーに40倍の辛さまでを揃え、スープカレー好きにもってこいの激辛カレーを用意する。「一番味を楽しめるのは3から5倍」と苦笑い。
小樽では、常に歩き回り食の勉強。学校の勉強以外は常にトップがいいと、スキーは1級、ゴルフはレッスンプロの資格を持つ、資格マスターでもある。「毎日同じ味を出すのは難しいが、小樽のお客さんや観光客など、店に入ったお客さんすべてに美味しいものを提供していきたい」と意気込む。
今後は、フランチャイズ展開も模索しており、若い人たちを育てて、全国にこのスープカレーを広めたいと話すマスター(32)。