2015年4月のベストマスター
ばくだん焼本舗小樽運河店

山崎 健佑マスター

 小樽出抜小路内に店舗を構える「ばくだん焼本舗小樽運河店」の店長・山崎健佑さんは、27歳の小樽っ子で礼儀正しい好青年。

 同店舗は、平成19年4月にオープンし8年目となる。山崎店長は、ガラス販売や飲食店での経験を生かし、接客業が好きなこともあり、2年前から勤務している。

 従業員3名が交代で勤務する中、山崎店長は、発注から調理・接客・掃除と、店内業務をなんでもこなす働き者。

 ばくだん焼とは、秘伝の生地の中に、うずらの卵やしめじ・ウインナー・あさり・揚げ玉など、10種類の具材を閉じ込め、こんがり焼いた直径8cm・重さ200gもある、たこ焼き・お好み焼き・もんじゃ焼きの良いとこ取りの、見た目は巨大なたこ焼きのような食べ物。

 店長のおすすめは、チーズでコーティングしたアツアツトロトロの”チーズミックス”で、当店人気No.1商品。

 札幌や後志から土日ごとに訪れるコアなファンや、全国各地や海外からのお客さんも多いという。常連さんからは、差し入れも度々届けられ、親しまれている。

 出抜小路は運河浅草橋斜め向かいに位置し、多くの観光客で賑わい、常に笑顔での対応を心がけ、観光の思い出にと、撮影にも応じている。

 山崎店長は、同店を運営する会社との出会いで、人生に対する価値観が変わった。会社の理念に共感し、毎日、楽しく仕事していることも、以前とは随分違うという。

 上司のすすめもあり、昨年、猛勉強して小樽案内人2級に合格。今年は、見事1級に合格した。小樽に生まれたのに、あまりにも知らないことが多く、小樽はすごい町だと興味が湧き、小樽の歴史が頭にすらすら入ってきて、さらに勉強が進んだそうだ。世界に誇れる町だと自負してる。

 今後、マイスターの資格が取れるまで頑張る予定だ。エプロンの胸元には、おたる案内人のバッチが光っている。

 そんな仕事熱心な店長の趣味は”マラソン”。会社のマラソン部に所属し、運河ロードレースでは、ハーフに出場。仕事が終わると、週1、2回10kmほどを走り、トレーニングしている。ホノルルマラソン出場を目標にしているという。

 「寿司や海鮮の美味しい町だが、古い町並みを散策しながら、ばくだん焼のびっくりするアツアツさと美味しさを体験してもらいたい。夏の運河の夜景を楽しむのもおすすめです」とPRした。

 若手の小樽っ子が小樽の町で頑張り、心を込めて焼いた「ばくだん焼」をご賞味あれ!

ばくだん焼本舗小樽運河店

小樽市色内1-1-17小樽出抜小路内
電話:0134-23-5101
営業時間10:00~19:00(延長あり)
定休日:無休
客数:5席