永山 亮マスター
ろまん横丁で寿司を提供する「寿し処彩華」の店主・永山亮さんは、小樽出身の39歳。
中華料理店でアルバイトをするうちに、料理の世界にはまり、市内4件の寿司屋で修行を重ね、この道22年。いつか店を持って商売をしたい夢をこのほど実現させ、店を構えた。
店名は、生ものの彩りと花を意味する、“彩華”(さいか)と名付けた。
寿司屋の高い敷居を無くし、誰でも気軽に来店できる、寿司1貫でも2貫でも食べに来てもらいたいとの思いを込めた。
接客も好きだという永山さんは、ほとんど1人で切り盛りし、カウンター8席のお客さんをもてなす。
お好み寿司オーダー票を作り、外国人観光客にも分かりやすく、英語・中国語・韓国語でも表記。イカ・タコ・玉子・トビッコの150円(1貫)から大トロ・海水ウニ・特大ボタンエビ・アワビの500円まで、リーズナブルに設定している。
寿司の70%はシャリだと言い、共和産のななつぼしを使い、長年の経験を活かした自分の店の味を出し、新鮮なネタでひとつひとつ丁寧に握る。
1日20食限定の平日ランチは、寿し7貫又は生ちらしと茶碗蒸し・サラダ・味噌汁に、コーヒーまで付いて850円。
店主のお奨めはウニ入り5貫セット。とてもお徳感があるという。メインの寿司の他に、刺身や焼き物のメニューも用意。
お客さんに「ご馳走様」と言ってもらえた時に達成感を感じ、また来てもらえるように、満足してもらえるよう日々心がけている。
地方からのお客さんが地元に帰り、同店を紹介。話しを聞いた人が店に来てくれたこともあり、お客さんに感謝し、まだまだ勉強中と謙虚さと向上心を忘れない。
「寿司が食べたくなった人、ちょっとだけ食べたい人など、皆さん気軽に来ていただきたい」とPRした。