黒田 悠太マスター
2017(平成29)年6月1日にオープンした、花園十字街の角にある「手羽先ハイボール酒場」の店長・黒田悠太さん(35)は、札幌出身で小樽に来て1年と少し。
まだ、小樽に関してはビギナーだが、手羽先に関しては、こだわりの味を追求するスペシャリスト。
海があり、歴史ある町並みが好きで、小樽に住みたいと思い仕事を探していたところ、縁あって今の職に。飲食業が初めての黒田店長は、浮世通りにある本家の串焼き大将と店主の実家の佐々木鮮魚店で修行を積んだ。
手羽先もハイボールも安く提供し、分かりやすく楽しい雰囲気をイメージして、店名をつけた。
なんと言っても、安くて・美味しくて・ボリュームがある手羽先。男性ばかりと思いきや、コラーゲンの多い手羽先には女性客も多い。
自慢の手羽先は、秘伝のタレに潜らせてから、蒸気と熱の両方で焼くスチームコンべくションオープンを使用し、中はふっくら・皮はカリッと、ジューシーな手羽先が焼き上げ、10種類のスパイスで味つけ。
前の4種から10種に味の種類をバージョンアップ。手羽先15本で880円、ハーフサイズは8本で580円とリーズナブル。15本の味は、10種類の中から好きな味を2種類チョイスできる。ハイボールは1杯290円。
メニューは手羽先だけでなく、たこわさび・ウニ入り塩辛・中華クラゲ・今日の刺身など、珍味や新鮮な魚介類も提供している。
修行中に知り合ったお客さんが、開店した時にわざわざ来店てくれたのは嬉しかった。ありがたいと思い励みにもなり、また、来たいと思ってもらえるよう努力している。
開店から1年が経ち、夏には独立しこの店を経営していく予定。「今後も利益を出し、家族をしあわせにしたい」と笑顔で話す。
酒は弱い黒田店長が、「こだわりの手羽先を、ぜひ食べていただきたい。この店の空気感が大好きで、楽しく飲める場所を提供し続けたい。家族連れでもどうぞ」とPRした。