石黒 亨マスター

夜の喫茶店「パフェとお酒・・・BETSUBARA(ベツバラ)」の店長・石黒亨さん(35)は、小樽出身の気さくな好青年で、小樽を楽しくしようと考えているひとり。高校卒業後、上京するも故郷に戻り、28歳から自営の道へ。
これまでの経験を活かして、パフェをメインにした店を、2018(平成30)年12月3日にスタートさせた。パフェを提供する店は石黒さんも初めてで、同店は、2018(平成30)11月に立ち上げたAMANEKU合同会社の1号店となる。
店名は、まさに甘いものは別腹から由来している。店内は、同社の同僚が手がけ可愛らしい雰囲気のデザインが施されている。
なぜ花園でパフェなのか尋ねると、2次会は酒を休みたい人・ゆっくりしたい人に、札幌で流行のインスタ映えする〆パフェを、小樽で、特に老舗スナックやバーが犇めく花園1丁目界隈で楽しんでもらいたいと・・・。
お客さんの意見を取り入れつつ、自分でも食べたいパフェを開発。飲み会や食後の〆パフェは、学生や家族連れ・女子会にも利用して!と、花園に新しい風を吹かせている。
今夏のおススメは、12~15個の角切りマンゴーが入ったマンゴーパフェ。黄色いマンゴーと白のバニラアイスに赤のラズベリーソースをかけ、豪華で見栄えが良く味も満足させる。どれもインスタにアップすると100円引きとなる特典付きだ。
小樽で提供している店は少なく、知らない人も多いため、お酒を飲む人には、ラクレット(スイス及びフランスサヴォア地方の料理)をお通しとして、儲けなしで提供している。
お客さんと店の意見を融和させてアレンジし、次回来店時にはその変化をつまみに盛り上がり、皆が喜んで楽しみながら店を作っている。飲み放題プランもあり、常に低価格で楽しめる店だ。
客が客を呼んで人が集まり、最近は、若い女性も多く、身の上話や恋愛相談の場になることも。
ベツバラとしては、昼カフェと夜カフェができるようしっかりと土台を作り、企業としては、飲食をメインに昼間の開店も考えている。
小樽を考えている1人として、小樽でも働けるように、独立したい人への橋渡しができればと語る。
石黒さんは「とりあえず、1度来店してみてください」とPRした。