2019年8月のベストマスター
パフェとお酒・・・BETSUBARA(ベツバラ)

石黒 亨マスター

 夜の喫茶店「パフェとお酒・・・BETSUBARA(ベツバラ)」の店長・石黒亨さん(35)は、小樽出身の気さくな好青年で、小樽を楽しくしようと考えているひとり。高校卒業後、上京するも故郷に戻り、28歳から自営の道へ。

 これまでの経験を活かして、パフェをメインにした店を、2018(平成30)年12月3日にスタートさせた。パフェを提供する店は石黒さんも初めてで、同店は、2018(平成30)11月に立ち上げたAMANEKU合同会社の1号店となる。

 店名は、まさに甘いものは別腹から由来している。店内は、同社の同僚が手がけ可愛らしい雰囲気のデザインが施されている。

 なぜ花園でパフェなのか尋ねると、2次会は酒を休みたい人・ゆっくりしたい人に、札幌で流行のインスタ映えする〆パフェを、小樽で、特に老舗スナックやバーが犇めく花園1丁目界隈で楽しんでもらいたいと・・・。

 お客さんの意見を取り入れつつ、自分でも食べたいパフェを開発。飲み会や食後の〆パフェは、学生や家族連れ・女子会にも利用して!と、花園に新しい風を吹かせている。

 今夏のおススメは、12~15個の角切りマンゴーが入ったマンゴーパフェ。黄色いマンゴーと白のバニラアイスに赤のラズベリーソースをかけ、豪華で見栄えが良く味も満足させる。どれもインスタにアップすると100円引きとなる特典付きだ。

 小樽で提供している店は少なく、知らない人も多いため、お酒を飲む人には、ラクレット(スイス及びフランスサヴォア地方の料理)をお通しとして、儲けなしで提供している。

 お客さんと店の意見を融和させてアレンジし、次回来店時にはその変化をつまみに盛り上がり、皆が喜んで楽しみながら店を作っている。飲み放題プランもあり、常に低価格で楽しめる店だ。

 客が客を呼んで人が集まり、最近は、若い女性も多く、身の上話や恋愛相談の場になることも。

 ベツバラとしては、昼カフェと夜カフェができるようしっかりと土台を作り、企業としては、飲食をメインに昼間の開店も考えている。

 小樽を考えている1人として、小樽でも働けるように、独立したい人への橋渡しができればと語る。

 石黒さんは「とりあえず、1度来店してみてください」とPRした。

パフェとお酒・・・BETSUBARA(ベツバラ)

パフェとお酒・・・BETSUBARA(ベツバラ)
小樽市花園1-11-16 TAハイツB1階
電話:0134-26-6915
営業時間:19:00~27:00(L.O26:30)
定休日:日曜日・祝日