中心2商店街で大規模整備!生まれ変わる「都通り商店街」と「花園銀座商店街」

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ドームで繋がる都通り商店街のアーケード
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工事の始まっている花園銀座商店街

 小樽の中心街の「都通り商店街」と「花園銀座商店街」が、それぞれ3億、2億の巨費を投じて商店街の活性化のための事業に取り組んでいる。この事業は「中心市街地活性法」にのっとり実施されるもので、すでに数年前から市や商工会議所を中心に取り組みが始まっていた。
 同一年度に市の中心街の商店街で、2つの商店街が同時期に、「中心市街地活性法」よる大規模整備を実施するのは、全国的にも珍しいという。
 すでに「花園銀座商店街」では工事が始まっており、「都通り商店街」では、8月から工事に取りかかる。両工事とも今年度中には整備を終えたいとしており、今年末には、2商店街が大きくリニューアルされた面白一新した姿で市民の前に姿を見せることになる。

<都通り商店街>

 小樽都通り商店街振興組合(鈴木悌三理事長)が実施するアーケード改修工事は、駅前中央通りから日銀通り(浅草通り)までの約300mのアーケード。
 同商店街のアーケードは、昭和41年に北海道で2番目に作られたもの(1番目は札幌の狸小路アーケード)で、すでに36年が経過し、老朽化が目立っていた。また中央通りの道路拡幅工事に伴い、アーケードも9mのセットバックが迫られていた。このため約3億3,000万円をかけ、大規模なリニューアルで商店街の活性化を図ろうとするもの。
 アーケード街は中央の長崎屋裏の市道中央南線で、空白部分があるが、この部分もドーム型のアーケードを新設して、両アーケードを連結し、一体感を実現する。アーケードの天井の照明のデザインを変更し、明るくすると共に既存の柱を化粧直しする。
 中心部のドーム型アーケードには、運河のイラストに囲まれた天空の星座を設置し、発光ダイオードで、星座を光らせることにしている。
 同商店街では、リニューアルを機会に、小樽ゆかりの榎本武揚を中心コンセプトにまとめ、ソフト面でもリニューアルを図るという。3億3,000万円の事業費には、国と道さらに市の補助金で約1億5,000万円、残りは自己資金と借入金で約1億8,000万円が充てられる。
 工事完成時には、オープニングセレモニーや、商店街カレンダーの作成などのソフト事業も準備されている。工事期間は8月から11月末を予定しており、年末商戦には一新した都通り商店街が出現する。

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<花園銀座商店街>

 小樽花園銀座商店街振興組合(新倉吉晴理事長)が実施するのは、寿司屋通りから公園通りまでの約300mの「大通線コミュニティ道路新設工事」。
 同商店街は寿司屋通りから公園通りへ傾斜がついているため、アーケードの設置がされていない。この約300mの区間に、現在有名無実となっている車両通行禁止の時間制限を撤廃し、一方通行とする。歩道のロードヒーティングや買物客のための駐車場、モニュメントなども設置。道路には桜などを植栽して、緑を取り入れ、現在の姿からは一新されることになる。
 工事費は、道路部分が約1億2,000万円、歩道のロードヒーティングや駐車場整備、モニュメントの設置などで8,000万円の計約2億円。国と道さらに市の補助金が出るが、不足分3,700万は、市の融資による借入で賄うという。寿司屋通りからの一方通行とJRガード脇の駐車場の設置で、車利用の買物客の利便を図り、売上増を期待する。
 この街路整備計画はすでに着工しており、来年2月までの完成予定としているが、工事関係者は雪の来る前の今年末には完成させたいとしており、年末商戦に間に合うかぎりぎりのところという。
 2億円をかける整備工事が完成すると、通称レインボータウンの名の通り、虹色の商店街へと生まれ変わることになる。完成すれば同商店街では、オープニングセレモニーやマップの作成などの、ソフト面でも準備が進んでいる。

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