小樽市水道局工事で談合情報!市が調査結果を発表!


 小樽市水道局が9月1日に行った水管布設工事の入札で、匿名による談合情報が市に届いた。このため、市は調査を開始し、9月22日(金)に、談合の事実は確認出来なかったとして、落札業者との契約を継続すると発表した。
 談合情報があった入札は、9月1日09:05に、水道局3階会議室で行われた「勝納地区第5007号枝線汚水管布設工事」の指名競争入札。予定価格は、消費税・地方消費税含む4,726万500円で、協誠建設株式会社が4,483万5,000円で落札し、同日に契約を締結した。
 しかし、9月7日(木)、市役所内に設置している「市民の声」の箱に、「勝納地区第5007号枝線汚水管布設工事において、協誠建設株式会社が談合により落札された。○○株式会社の社長のまとめで落札業者を決定した。処罰をお願いします」と、市長宛に匿名で投函されていた。
 このため、市は、9月8日(金)に入札に参加した8業者に事情聴取を行い、小樽市公正入札調査委員会(委員長・鈴木忠昭助役)で審議の結果、談合の事実が確認出来ないという結論を出した。
 その後、9月21日(木)に、再度匿名で「調査しましたか」と記載された封書が寄せられたため、市は談合の事実はないので契約を継続すると22日(金)に発表した。
 しかし、関係者は、入札価格は5万円から30万円までの幅しかなく、談合情報と市の調査結果のどちらが正しいかは疑問が残るとしている。

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