2007年小樽市役所仕事始め!


hajime1.jpg 小樽市役所(山田勝麿市長)は、正月休み明けの2007年1月4日(木)9:00、議会議事堂に幹部職員約200人を集め、「仕事始めの式」を行った。
 市長は、「新年あけましておめでとうございます。どうか今年も健康には十分留意され、それぞれ自分の役割を自覚して、職務に励んでいただきたい。私の任期も残すところあと4ヶ月となりました。これまで全力で市政の推進に努めて参りました。この間、財政難という非常に厳しい局面の中で、職員の皆さんには、いろいろな面で協力していただき、改めて感謝する次第であります」と挨拶。
hajime2.jpg さらに、駅前第3ビル周辺地区市街地再開発事業や小樽市総合博物館などについても触れ、最大の懸案問題となっている新病院建設については、「昨年の第4回定例会で基本設計の予算が議決され、これからが事業の本格的なスタートとなります。19年度中に基本設計を完了し、実施設計を経て、平成21年の工事着手、23年の開院を目指してまいります」と、すでに3選を果たしたかのような話を続けた。
 さらに、「これからの4~5年は財政危機突破に向けての正念場であり、このことを前提にしながら、今年一年、難しい問題から目をそらさず、真正面から向き合って全力投球していただきたい。かいた汗は必ず報われます」と締めくくり、仕事始めの式を終えた。
 2007年任期わずかの山田市政の前途には、自ら蒔いた赤字財政による財政再建団体突入の危機が迫っている。さて、年明けの小樽市の運命は、いかに。