小樽カメラクラブ、第40回全紙写真作品展!


cmera.jpg 小樽カメラクラブの第40回全紙写真作品展が、市立小樽美術館3階市民ギャラリー(色内1)で、6月13日(水)から開かれている。会員15人の1年間の活動の中から、これぞという写真62作品と、写真道展審査会員の特別作品5点の計67点が並んでいる。
 同クラブは、昭和初期頃に結成したと伝えられている。大正時代に数人が写真の研究団体を作り、その後、グラフ商会の創業に伴い、撮影会や展覧会などの行事を始めたことが、発足のきっかけだという。
 当時は、カメラの趣味は旦那衆の道楽とされ、庶民にはほど遠いものだった。戦争による物資不足で一時停滞したが、戦後の復興とともに再び活動が活発となり、現在に至っている。写真展は、今年で40回の節目を迎えている。
camera1.jpg 同展には、写真を趣味とする会員の個性あふれる作品が飾られている。迫力ある全紙(新聞紙)サイズに、撮影したSLやガス燈など様々な被写体を焦点に展示している。
 市内桜町在住の小池栄太郎さん(84)は、「写真展は、1年間の活動の発表の場。毎年繰り返しているので、会員の工夫などを見てもらいたい」と話していた。
 同展は、6月17日(日)10:00~17:00まで。入場無料。