雪に埋もれる小樽、積雪今冬最大76㎝!


0125-2.jpg 冬型の気圧配置となり、2日間、大雪に見舞われた小樽市内。積雪深は、24日(木)の49㎝から25日(金)の76㎝まで、一気に27㎝も増え、例年の1月中旬並みの記録に肩を並べた。
 今冬最大の積雪76㎝となった市内各所では、市民が一日中、屋根の雪下ろしや道の雪投げに追われた。細い市道では、積もった雪に車輪を取られた車が立ち往生している光景が多く見られた。
 札幌管区気象台によると、1月下旬の平均積雪深は89㎝だが、中旬は73㎝で、今年もそれに近づく雪の量となった。市民たちは、「やっぱり帳尻が合うんだ」と、屋根の雪下ろしや家周辺の雪投げに追われている。
0125-1.jpg 2月8日(金)から開催する「第10回小樽雪あかりの路」の実行委員会では、「確かに雪は降ったけど、まだ足りない」と、雪の搬入の検討を続けている。雪搬入には、約150万円の費用がかかるため、同イベント実行委員会では、ギリギリまでさらなる降雪を期待している。
 同気象台は、25日(金)16:02現在、小樽など後志北部に「大雪,なだれ注意報」を出し、「これから26日明け方まで、12時間降雪量30センチの大雪となる見込みです。大雪による交通障害やなだれに注意して下さい」と呼びかけている。
 気象庁 小樽の観測データ