真栄保育所を民間移譲、4月から四ツ葉学園に

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 小樽市真栄保育所(若松2)が、4月1日から民間移譲されることになっていたが、このほど、社会福祉法人小樽四ツ葉学園(岩田利康施設長)に決定した。
 公立の真栄保育所は、築後40年も経過し、雨漏りなど施設老朽が著しく、早急な改築が必要となっていたが、市の財政難で新築する見通しが立たなかった。民間での新築は、国の交付金対象となることから、4月1日から同保育所を民間に移譲することになった。
 市が、昨年、同保育所の移譲先法人選定の公募を行ったところ、市内で福祉障害児施設を経営する小樽四ツ葉学園の1法人が応募した。小樽商大教授や市内幼稚園長など7人で構成する選定委員会が、同学園の申請書類を審査した。
 「すべての項目において基準を上回る評価となりました。 また、同法人は、認可保育所である中央保育所の運営実績があり、安定かつ適正な保育所運営が期待できることから、移譲先法人候補者として選定するに十分な評価がされました」と、四ツ葉学園への移譲を決めた。
kose.jpg 1月29日(火)13:00から開かれた小樽市議会厚生常任委員会(北野義紀委員長)で、この選定結果や今後の方針について、市側から報告がなされた。
 この報告によると、「民間移譲によって、初めて見る保育士などで園児たちに混乱が生じるため、円滑に運営できるよう、2月、3月の2ヶ月間、四ツ葉学園から3人の保育士に真栄保育所で研修をしてもらうことにしている。また、真栄保育所の臨時保育士4人を、民間移譲後も採用してもらう。4月、5月の2ヶ月間は、市の保育士が4人引き継ぎで残る」とした。
 現在、同所には、約80人の園児に対し11人の保育士が勤務しているが、4月の民間移譲後は9人に減らし、開所時間を15分早めて7:30からにする。運営費は、園児定員80人で換算し収入が6,000万円で、このうちの7割を人件費とする。
 新保育所は、勝納町の小樽測候所跡地の市所有地(2,780平米)を借りて新築する。6月中旬に内示し、7月下旬から8月上旬に工事着手、2009(平成21)年3月末には完成の予定。事業費は1億7,000万円(昨年11月現在)で、800平米程度の建物を建設することにしている。このうち、約6,700万円程度の交付金を見込んでいる。
 新保育所では、従来の保育サービスに加えて、駐車スペースを拡大し、産休明け保育(生後57日以降)、19:00までの延長保育、一時保育、0歳児の定員を3人から6人へするなど、事業の拡大を図ることにしている。
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