踊りと日本の心を身につけよう!伝統文化こども教室 


nihonbuyo2.jpg 踊りを楽しみながら日本の心を身につける伝統文化こども教室「こども日本舞踊と潮音頭」が、7月5日(土)、小樽市民センター・リハーサル室で始まった。
 この教室は、日本舞踊藤間流扇玉会(藤間扇玉会主)が、「日本舞踊を稽古するとともに、礼儀作法、着物の着方と日本の心を身につけてもらいたい」 と毎年実施している。今年で3回目となり、7月5日から11月16日までの11回の稽古が行われる。
 7月中の4回は、「第42回おたる潮まつり」の潮ねりこみ(7/26)に参加するため、潮音頭と潮踊り唄の稽古が行われる。海や山など小樽の良さが込められた振り付けと意味を覚え、練習した成果を大勢の市民の前で披露する。
nihonbuyo1.jpg 今年の教室には、約20人が参加することになっている。初日は、4歳から中学生までの8人が集まり、正しい着物の着方と礼儀作法、潮音頭の振り付けを習った。用意された赤や白の浴衣を着て、藤間扇玉会主と向かい合わせとなり、「どんどこざぶ~ん」のリズムに合わせて、優雅な踊りを覚えた。
 長橋中学校の鷹田弥沙さん(14)は、「ちっちゃい子に追い抜かれないように、頑張って練習したい」。札幌の渡辺ひなたちゃん(4)は、「初めてなので踊りは大変だけれど、楽しかった。これから、お祭りまで頑張って練習します」 と話していた。
 「お稽古に来ると、お辞儀や挨拶から教わる。踊り以外に、日本文化の精神を覚えてもらいたい」(藤間扇玉会主)と熱心に指導していた。
 「こども日本舞踊と潮音頭」教室では、途中参加も受け付けている。参加無料。問合せ:0134-23-5233(藤間扇玉)