財政難で工事中断 小樽公園整備事業

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 小樽市が進めていた小樽公園整備基本計画が、財政難により、2008(平成20)年度分の工事(2,200万円)で中断することが分かった。
 小樽公園整備基本計画は、こどもの国の遊園地と小動物園を撤去して、管理費の削減を目的に、新たに動力・管理人を必要としない遊具を設置するなど、園内を再整備する計画だった。
 2005(平成17)年度から7年間で、約2億円を投入する予定で、これまで、8,700万円をかけ、子供の国ゾーンの再整備を図っていた。
 2008(平成20)年度の工事は、2,200万円をかけ、動物園だった場所を「子供が自由に遊べる空間にする」と、積木コンビネーション遊具や親子ブランコ、野外学級施設など、2歳児や3歳児でも安全に遊べる遊具を設置した。9月3日(水)10:30から、この遊具を寄贈した各団体からの贈呈式を行い、子供の国ゾーンが利用出来るようになる。
 しかし、財政破綻している市は、これ以上予算を投入出来ないと、今後の約1億円分の工事を中断・延期した。中断したのは、見晴台の展望所整備、園路のバリアフリー化、駐車場適正配置など。計画が中断されたことで、見晴台の駐車場を展望所に変える工事がなくなり、駐車場のまま残ることになった。利用者は、「いつもここで、景色を見ながら休憩出来るので、駐車場がなくならないで良かった」 と話していた。
 小樽市は、これまで、市立2病院の統合新築計画も中断していたが、今度は、公園整備中の金も捻出できないという計画自体のズサンさが露呈した。
 中断・延期の言葉は、最近の小樽市の常とう手段となっている。市では、「財政の見通しがつくまで中断・延期する」 としているが、見通しがつくのはいつになるかは分からないことから、残りの工事は計画のまま放置される可能性が高い。
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