世界に広がる多喜二研究 オックスフォードシンポ


 10月13日(月)は、作家・小林多喜二の105回目の誕生日。
 旧小樽高商(小樽商大)で学び、プロレタリア作家として知られる小林多喜二について、最近では、蟹工船がブームとなり、マンガが出版されたり、文庫本がベストセラー入りするなど、現在の格差社会の拡大と二重写しになり、大きな見直し機運が到来している。
 2008年は、生誕105年・没後75周年にあたり、英国オックスフォード大学で、記念シンポジウムが、9月16日から18日まで開会された。 今回のシンポジウムは、ヨーロッパ初、海外では2回目、多喜二シンポジウムとしては4回目となる。
 このシンポジウムの詳しい様子が、同シンポジウムを講演した白樺文学館多喜二ライブラリーと小樽商科大学のホームページなどにアップされ、世界各国の研究者による多喜二研究の成果が報告されている。
 2008 オックスフォード小林多喜二記念シンポジウム開催報告(白樺文学館多喜二ライブラリー)
 オックスフォード小林多喜二記念シンポジウム開催報告(小樽商科大学)